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この街で一人ひとりがつながって、生きられるために。

    ◇2018年05月08日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)
     

 


越谷の地で農業を営み17代目になる田村實さん。「定年帰農」ながら「少量多品種」(田村さんの弁)の野菜・米などを作り、蒲生にある「ふらっとがもう」に毎日、朝どり新鮮野菜を届ける日々。
◆「水辺の市」を支える人たち――8
      田村實さん(越谷市神明)
                         
       
                                                               
                                 
   
      ▼「少量多品種」でこまめに出荷し、リピーターの期待をつなぐ。                                                 
 
    △家の周りに畑を作り、敷地は600坪。その庭の一角で写真を撮らせてもらいました。
     左下は、今月の水辺の市。「キッチンとまと」で販売されていた「スナップエンドウ」。
                   
  田村さん(もうじき69歳。取材日は2018年4月20日[金])は越谷市の神明に在住して、毎日、朝どり野菜のために「朝は3時、4時に起きて作業を開始している」と開口一番、元気に答えてくれた。
 作っているものは、「少量多品種」が特徴でトマト、ナス、キュウリ、枝豆、ブロッコリー、ミョウガ、小松菜、そしてお米などなど。
                                                        
   
   


 
「ふらっとがもう」へ毎日、朝どり野菜を

       
 
 

 「ふらっとがもう」は、越谷市社会福祉協議会が越谷商工会議所と越谷市から受託し運営している施設。
 そのHPによると「施設概要」――蒲生駅前商店街内の空き店舗を活用し、商店会の活性化と、地域の困りごとを地域で支える仕組みづくり事業(越谷市地域支え合いサービス事業)と高齢者の居場所づくり事業(越谷市助け合いの仕組み事業)を平成23年10月1日に越谷商工会議所と越谷市から受託し運営しています。

 事業の目的を以下のように書かれている。田村さんは以下の「地場産の採れたて新鮮野菜の販売」に資しているようだ。
(1)サポートスタッフ派遣(地域支え合いの仕組み事業)
(2)地場産品・こしがやブランド認定品販売
   地場産の採れたて新鮮野菜の販売や、伝統的手工芸品、ブランド認定商品のPR・展示・一部販売を行っています。
(3)高齢者の居場所づくり 
   〒343-0836 埼玉県越谷市蒲生寿町17-12 、TEL 048-986-5115
   東武スカイツリーライン「蒲生駅」から徒歩2分
  
   △出所:クワイエ 5月更新情報!(こしがや子育て)のサイトより。
     
 昨年、須長さん(キッチンとまと)と一緒に訪問した時、「水辺の市」に出店している「お茶のみすゞ園」さんのお茶なども棚に並んでいた。

                 
   自慢は、「自前の堆肥をつくって畑にいれていること」                  

 「越谷市の歴史を書いた本を読むと、この地から千住市場や都内へ大八車を引いて農産物を運んだことが書かれていますが」と、昔の生活を聞くと、田村さんのお父さんの時代は、神田市場(秋葉原駅近く)まで持っていくのに「千住大橋をリヤカーで上がるのが大変だった、と親父が話しているのを記憶している」と。「昭和30年代かな」と昔を思い出しながら話してくれた。

 田村さんは、農産物を作っていくために力を入れているのは「自前の堆肥をつくって畑にいれていること」と力説した。今も「トマト用ビニールハウスにネコ(一輪車)30台分の堆肥を入れた土づくり」をやっているという現場を見せてくれた。
                                                     
   
   △堆肥づくりの現場。右はビニールハウス内の土の表面。
                                                      
   
   △別のビニールハウス内で育苗中。
 
   


 葉物野菜などは「虫」」対策が大変。昔からやっている先輩などから教えてもらって、その対策にも力をいれているようだ。
 いま「種子法(主要農作物種子法)の廃止」問題が話題になっているが、「野菜の基本の種はどうしているのか」と聞くと。「越谷の生産者は中野屋種苗店さんにお世話になっている」とポツリと話していたが、同行していた大家さん(NPO法人さいたまNPOセンター越谷事務所)が、「JAではないんですか」と驚いた声を出したが、「みんな中野さんだよ」と言い切っていた。

 【参考】タネが危ない!わたしたちは「子孫を残せない野菜」を食べている。~野口のタネ店主 野口勲さん(埼玉県飯能市)
  
http://nextwisdom.org/article/1156/


 最近は、従兄弟さんから市民祭り(船橋)などに頼まれて「軽トラに野菜をいっぱい積んで販売に行くこともある」という。「売れ切れるんだから面白いよ」と。
 編集子も1990年代に「市民生協の産直市」をたびたび取材してきた、全国からトラックに自慢の野菜・生産物を積んで駆けつける各地の産直センター・農家グループの人たち(お父さん)は、「とにかく都会の市民生協の組合員さんと夜な夜な交流するのが楽しみなんだ」と話してくれたお百姓さんの顔が浮かぶ。
 
 農家なので昔からの「乾燥機」やさまざまな古い機械が、納屋のそこかしこにあるが、「新品を買えばみんな数十万円になる。昔からやっているいるので設備投資が少ないのでいまやっていられている。こっちは年金生活者だから」とも話す。
 
 帰り際、納屋の外に空になった地酒の一升瓶がいっぱいあった。「それは千住にある酒問屋から手に入れているんだ」と。「毎晩、どれくらい飲むんですか」と聞くと、昔から「○○〇とお酒は2〇〇と決まっている」と「おやじギャグ」で〆てくれた。
                        
 
    


連休明けの、この日の市は、何十年ぶりかと言われた「寒さ」でしたが、お客さんのアクセスとお買い上げは「まあ、まあー」でした。

         
     (出店者を募集しております。参加は自由です)                                                                        
   

 ▼「茶んす」さん
                                                            
 
                                                                                           
 
  
 

 ▼「万(よろず)屋」さん                                                            
 
                                                       
   
   



 
 ▼「お手玉屋」さん                                                            
 
                                                       
   
 

 ▼「むらさき屋」さん                                                            
 
                                                                                           
 
 

 
 ▼「ピコティ」さん                                                            
 
                                                       
   
                                                                                           
 






ウッドデッキで始まった「水辺の市」。市役所の方も「よく続いていますね」と代表の須長さんに「おっしゃっている」ようです。

  

  ▼「旬彩・ユザワ」さん
                                                                                       
 
                                                             
   
    △「寒い」ので失礼します。



 ▼「キッチンとまと」さん
                                                                                       
 
                                                            
   
                                                                                      
 
 

 ▼「色季クラブ」さん
                                                                                       
 
                                                             
   
                                                                                      
 
 
 


 ▼「イシザキフーズ」さん
                                                                                       
 
                                                           
   
  




  毎週火曜日に出店している「べしみグループ」のみなさん。毎回好評で、リピータが住民に広がっています。
 

 ▼「春日部・内牧の“農の達人”:鈴木」さん

                                                                                       
 
                                                           
   
  

   ▼「ピカぽん商店」さん
                                                                                       
 
  
 
   ▼次の時代は、「ボクがやります」と鈴木さんのお孫さん。
 
 
  ▼私も毎週、火曜日にお店を出しています。
 



  ▼B型障害者就労事業所(大相模)のパンも販売している「べしみグループ」
                                                                                       
 
                                                          
 
   
  
 





 7月7日の七夕フェスタ(ほっと越谷)で2時間、ステージでコンサート公演が決まった、と喜びの報告をするタンク☆ポップさん。

   ▼お申し込みの方法
 6月6日(月)から、「ほっと越谷」へお電話か、事務所へ直接、申し込みください。お一人2枚まで、無料です。(以下のリンクへ)


                                
                                                               
 
  


 

【「ほっと越谷」のご案内
(2018.05.17UP)




 (2018.05.13UP)
【申し込みの仕方、ご案内


【タンク☆ポップが7/7七夕にお届けする「夕焼けコンサート」はお申込みが必要です】

お申込み日→6/6(水)
ほっと越谷へのお電話(若しくは直接窓口も可)9:00~の受付のみ
※タンク☆ポップへの受付は行いません。

《コンサート詳細》

【会場】越谷市男女共同参画支援センター「ほっと越谷」
(北越谷駅東口駅前)
〒越谷市大沢3丁目6番1号
パルテきたこし3階

『第17回七夕フェスタ 夕焼けコンサート』

open 18:00 start 18:30 入場無料 ※要申し込み
【お申込方法】ほっと越谷へお電話・窓口にて6/6 (水)9:00より受け付けます。
受付電話番号→048-970-7411(ほっと越谷)
☆定員70名(申し込み順/受付は1人につき2人まで)

◆タンク☆ポップの代表曲の演奏
◆wakko kakkunの歩みとこれからの話
◆お客様参加型“ほっと越谷の歌を作ろう”のコーナー
 など、今回限定の特別メニューとなっております。
 「誰もが自分らしく生きられる社会をめざして」と副題のついたこの企画に、何故今タンク☆ポップが呼ばれたのか... それはご参加頂ければおわかりになるはず。

 是非お席を確保してしてください?
 思い出に残る七夕にしましょう??


 ▽86.8MHz こしがやエフエム
 毎週金曜日11:30~13:00、『らじトクランチアワーはハロー868』という番組に「出演中」(市民パーソナリティwakkoとして)です。

 インターネット放送「リスラジ」にて全国でお聴き頂けるようになりました!
 ◆インターネット放送サイト◆
  Listen Radio  

 http://listenradio.jp/

【PCの場合】
  CHANNEL→関東→ハローハッピー・こしがやエフエム
【スマートフォンの場合】
  チャンネル→関東→ハローハッピー・こしがやエフエム
   お気に入りマーク☆をつけると「お気に入り」=ブックマークされて便利です。
 
  ◆《『越谷の葱』タンク☆ポップ、作詞wakko 作曲かっくん》歌詞です。(クリックしてください)
 タンク☆ポップ LIVE at 07MARKET (you tube)

                                                                                         

  facebookのページ   https://www.facebook.com/tankpop.wakko.kakkun/
    
                                                            
 
  (左側の方が「お手玉」屋さんです。)⇔クリックするとお店へ。


 ▼番外――みなさんがfacebookで発信されています。

 
 山下 浩志[facebook発信:2018年5月8日,pm23:30] タンクポップ わっこさん 元気いっぱい ―友達: 糟谷 勝美さん 場所: 葛西用水ウッドデッキ[facebook発信:2018年5月8日, pm21:30] 糟谷 勝美さんが投稿をシェアしました―山下 浩志さん、タンクポップ わっこさんと 葛西用水ウッドデッキにいます。[facebook発信:5月8日 17:41]
 


水辺の市――2015年1月から6月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/2015nen01gatukara06gatu.html

水辺の市――2015年7月の風景

ttp://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/7gatu.html


水辺の市――2015年8月の風景

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1508gatu.html

水辺の市――2015年10月の風景

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1510gatu.html

水辺の市――2015年11月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1511gatu.html 

水辺の市――2015年12月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1512gatu.html

水辺の市――2016年01月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160112mizubenoiti.html

水辺の市――2016年02月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1602gatu.html

写真ルポ・第4回雛めぐり(越ヶ谷春の宿場まつり)――旧日光街道ぞい(越谷市商工会前)、 水辺の市(にぎわいの会)も参加。
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160228hinameguri.html

水辺の市――2016年03月の風景

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160308mizubenoiti.html

水辺の市――2016年03月19日(火)の風景 (越谷観光協会主催の「おそうじ交流会(これは中止)・餅つき大会2016。
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160228hinameguri.html

水辺の市――2016年04月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160412mizubenoiti.html

水辺の市――2016年05月03日(火)の風景 ――第4回 甲冑めぐり(越谷市)
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160503mizubenoiti.html

水辺の市――2016年05月10日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160510mizubenoiti.html

水辺の市――2016年06月14日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160614mizubenoiti.html

水辺の市――2016年07月12日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160712mizubenoiti.html

水辺の市――2016年08月09日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160809mizubenoiti.html

水辺の市――2016年10月11日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/161011mizubenoiti.html

水辺の市――2016年11月08日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/161108mizubenoiti.html

水辺の市――2016年12月13日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/161213mizubenoiti.html

水辺の市――2017年01月08日(火)の風景

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170110mizubenoiti.html  

水辺の市――2017年02月14日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170214mizubenoiti.html

水辺の市――2017年03月14日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170314mizubenoiti.html

水辺の市――2017年04月18日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170418mizubenoiti.html

水辺の市――2017年05月09日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170509mizubenoiti.html

水辺の市――2017年06月13日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170613mizubenoiti.html  

水辺の市――2017年07月11日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170711mizubenoiti.html

水辺の市――2017年08月08日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170808mizubenoiti.html

水辺の市――2017年09月19日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170919mizubenoiti.html

水辺の市――2017年10月10日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/171010mizubenoiti.html

水辺の市――2017年11月14日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/171114mizubenoiti.html

水辺の市――2017年12月12日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/171212mizubenoiti.html

水辺の市――2018年01月09日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/180109mizubenoiti.html

水辺の市――2018年02月13日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/180213mizubenoiti.html

水辺の市――2018年03月13日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/180313mizubenoiti.html

水辺の市――2018年04月10日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/180410mizubenoiti.html

水辺の市――2018年05月08日(火)の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/180508mizubenoiti.html












 ◆出店の申し込みは、下記へどうぞ(越谷市内の企業・団体・個人以外の参加もフリーです)
   E-mail  : shokuba@deluxe.ocn.ne.jp  (世一緒事務所)
   TEL&FAX  :048-975-8636(須長)








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 編集人:飯島信吾
ブログ:ある編集者のブログ
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