本文へスキップ

この街で一人ひとりがつながって、生きられるために。

    ◇2017年05月09日(火) 葛西用水ウッドデッキ(越谷市役所横)
     

 

越谷の農産物直売所・グリーン・マルシェ向けに多様な野菜作りに挑戦しながら、冬は「山東菜づくりの名人になる」内田よしこさん、内田裕さんご夫妻――水辺の市の名物店・「キッチンとまと(ワーカーズ・コレクティブ)」でも販売しています。
◆「水辺の市」を支える人たち――2


  
  
    ▲左から取材者の大家けい子さん、佐藤春江さん、須長こう子さん。その右が内田よしこさん。そして右側が内田裕(ひろし)さん。
 
 △越谷市の東側、いつか行ってみたいと思った古利根川(正式には大落古利根川と表記されている)の河畔。越谷市役所横のウッドデッキの向こう側の元荒川も中川につながるが、古利根川という由緒ある川が流れている肥沃な土地だ。そこに畑を作っている内田ご夫妻のところを案内していただいた。
 現在は、増林にあるグリーン・マルシェ向けがメインで多品種少量の野菜をつくり続けている。今は(4月27日)、春野菜のカブ、小松菜、ほうれん草、レタスが盛りのようだが、ご主人の内田裕(73)さんは「小松菜」の封入に取り組んでいた。
 夫人のよしこ(70)さんが自宅から歩いて2~3分ほどの古利根川の川岸内の畑に植えられた春キャベツがきれいに育っているのをまず見せていただいた。その先の畑には、さきほど紹介した野菜群が植えられていたが、それ以外では、出荷を終えたニンジンがあった。
 よしこさんは「虫対策がたいへんなの」と語りながら、今が盛りのレタスを一株ずつ、今日の参加者(5人)に抱かせるように切っていただいた。
 昔から「野菜作りは得意だったのですかと聞く」と、「実家が野菜をつくっていたので、身近な作業なの」と話していた。実家はどうもご近所のようだ。                               
                                                               
 
 ▲青々と育つキャベツ畑!

  △今が盛りとレタスなどがいっぱい。


  越谷の農産物直売所・グリーン・マルシェと内田さんが出荷しているレタスと小松菜。
  安全・安心! 毎日新鮮!地元の野菜がたくさん! http://www.ja-koshigayashi.or.jp/farmers_market/
  ・越谷市増林2丁目66番地
  ・電話番号:048-963-3003
  ・アクセス:越谷駅東口から「総合公園」行き、または「いきいき館」行きバス、新越谷駅東口・南越谷駅南口から「東埼玉テクノポリス」行き、 または「松伏ターミナル」行きバスにて 「総合体育館前」下車、徒歩3分
  ・営業時間:[4月〜10月]9:30〜17:30、[11月〜 3月]9:30〜17:00
  ・定休日: 毎週水曜日、年末年始他

   
    
  いまは植えていないが、秋から冬場の「越谷名産の山東菜づくり」は、自信をもって取り組んでいると語ってくれた。
 下町育ちの編集子にとって、義理の母がいつも正月になると「山東菜漬け」を食べるようにもってきたので、それで今でも食べるし、「白菜と違って、みずみずしくて味が変わらない」と話すと、ニコッとして「マルシェには毎年出しているから買って、漬けてね」と念を押された。
 「現在作っている人が少なくなっているため幻の野菜とも言われている」と書かれたHPがあるようだが、内田さんご夫妻の自慢の作物で、「いまでも毎年の冬作物出荷行事のように育てている」と話す。
 
  
 ▼山東菜を食べましょう! 
   
  ◆農業生産法人 有限会社楽農三恵園(越谷市)のHPでは「山東菜は白菜と同じアブラナ科の野菜です。しかし白菜は大きくなると結球(丸くなる事)しますが、山東菜はラッパ状になる半結球型です。そして白菜に比べ水分が多く、葉も非常に柔らかい性質なので、お漬物専用として使われています。鍋に入れたり、炒めたりといった加熱をすると、形がなくなりやすいです。結球しない上に漬物専用の野菜なので、埃が立つ砂地の土質の畑では上手に作れません。山東菜を作るのに適した地域が越谷を含む埼玉県南東部です。また、大きい野菜で漬物専用という事で年々生産量も激減しているのが現状です」と書かれている。
 〒343-0012 埼玉県越谷市増森2600、TEL:048-960-6288
 http://www.sankei-farm.co.jp/produce/santosai.html
 

  
 「キッチンとまと」のお店で販売しています。
   
 
   ▽5月9日の定例の市で販売された「内田さん」の野菜群。                                                 
 
  

 ◇ ご主人の裕さんに、「昔から農業をやっていたんですか? お歳から言ったら、朝のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』と同じような時代だから、出稼ぎなんかもやっていたんですか」と聞くと、昔話を聞かせていただいた。
 「東京オリンピックの時は、日暮里の建設現場で働いていて、五輪の輪を描く飛行機を見たな」
 「増森は地名のように、昔は直径1メートル以上あるケヤキが、あちこちに立っていたんだ。しかし道路の拡幅などでみんな切られてなくなってしまった。地区内には、染物屋が20件以上あって、水運などを使った流通業があったんだ。わしの家もじいさんが戦前は、都内で流通の仕事をしていた」「だから農業をやっていなかったんだ」と、昔の暮らしを話してくれた。
 「農業は定年がなくていいですよね」と聞くと、「楽しみは、晩酌の1杯だ。ただ昔からの仲間が、“下にもぐってしまった”」と奇妙な話し方をしてくれたが、「ただ今でも、健康で医者からの薬をもらっていないんだ」と元気よく話す。
 「いつも太陽と空気、土からエネルギーをもらっているからですよ」とお礼を込めて、帰ってきた。

 いただいた外葉を付いたままのレタスを持って自宅に戻り、「このままスープで食べて、って言われた」とお母ちゃんに話すと、けげんな顔をされたが、食べてみるとおいしかった。外葉をもいで販売されているレタスは、もったいない(外葉をはがす労働量の無駄)のではないか。
 
 さて、越谷市内には、農家はどのくらいあるのだろうか。
 「地産地消」をモットーとする暮らしにつくりかえ、「35万都市」越谷市民の1割でも、足元の農家と手をつなげて生きていけば、「農家の暮らしは高まり」、その生産の姿を学ぶことによって自らの家族の食生活のあり方を見つめなおすきっかけになるのではないか、と思った。


 
 


この日は、晴天で気持ちいい日の上に、素晴らしい声を聴かせていただいたタンク☆ポップさん。
FM86.8Mhの放送も引き続き、流れた。
「こしがやミュージックステーション。毎週火曜日。
 
                                 
                                                               
 
  
  ◆《『越谷の葱』タンク☆ポップ、作詞wakko 作曲かっくん》歌詞です。(クリックしてください)
 タンク☆ポップ LIVE at 07MARKET (you tube)
 

facebookのページ

  https://www.facebook.com/tankpop.wakko.kakkun/
 

 
  △facebookでリポートしてくれました(上のphotoも借用します)。


 

「ディスカバー越谷」というオリジナル楽曲から始まって、2ステージで10曲ほど披露していただきました。「ちいき新聞」でも紹介されています―島根孝一さん。
                                 
                                                               
 
  △東武スカイツリー線北越谷駅東口から出て7,8分。大沢にある「シマネヤ」さんです。シマネヤさんは介護用品や学校の制服、体操着、衣類等の販売をされています。
 「介護衣料通販」に力を入れています。HPでは、「介護される人も、介護する人も とっても着やすい、着せやすい、それが介護衣料! そんな介護衣料をお届けします。介護用品も充実!」

越谷の魅力をオリジナルの唄で紹介――島根孝一さんが「ちいき新聞」で紹介されています。

    (2017.04.21)


  △(画像をクリックするとPDFで読めます)

 
  △島根さんデザインのオリジナル・Tシャツ

  〒343-0025 埼玉県越谷市大澤4-9-5  Google マップ
 

 TEL048-976-5943
 ホームページ
 介護衣料通販のシマネヤ http://www.kaigoiryou.com
 健康こだわり商品通販 http://www.shimaneya.com







数か月ぶりに晴れた定例の市――常連さんの各出店者のテーブルには、野菜からお茶、小物、菖蒲などのお花などが積まれていた。。    
              
     (出店者を募集しております。参加は自由です)                                                  
                                                                   
 
 橋本画伯御一行――今回も定例の修行の道半ばか? むらさき屋さんにて。
 
 
   




ゴールデンウイークが終わって、日常を取り戻した街の中のスポット――ウッドデッキでふれあいを取り戻す、「商い(あきない)」。
 
                                                           
 

   
   
  

 
 
毎週火曜日、ここのウッドデッキで「販売講習」を行っている「べしみ」のみなさん。
                                                       
 
   

  
 松伏町から春の香りを届ける「色季クラブ」のみなさん。
                                                       
 
   
   

                              

  


  



水辺の市――2015年1月から6月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/2015nen01gatukara06gatu.html

水辺の市――2015年7月の風景

ttp://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/7gatu.html


水辺の市――2015年8月の風景

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1508gatu.html

水辺の市――2015年10月の風景

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1510gatu.html

水辺の市――2015年11月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1511gatu.html 

水辺の市――2015年12月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1512gatu.html

水辺の市――2016年01月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160112mizubenoiti.html

水辺の市――2016年02月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/1602gatu.html

写真ルポ・第4回雛めぐり(越ヶ谷春の宿場まつり)――旧日光街道ぞい(越谷市商工会前)、 水辺の市(にぎわいの会)も参加。
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160228hinameguri.html

水辺の市――2016年03月の風景

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160308mizubenoiti.html

水辺の市――2016年03月19日のの風景 (越谷観光協会主催の「おそうじ交流会(これは中止)・餅つき大会2016。
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160319mizubenoiti.html  

水辺の市――2016年04月の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160412mizubenoiti.html

水辺の市――2016年05月03日の風景 ――第4回 甲冑めぐり(越谷市)
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160503mizubenoiti.html

水辺の市――2016年05月10日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160510mizubenoiti.html

水辺の市――2016年06月14日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160614mizubenoiti.html

水辺の市――2016年07月12日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160712mizubenoiti.html

水辺の市――2016年08月09日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/160809mizubenoiti.html

水辺の市――2016年10月11日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/161011mizubenoiti.html

水辺の市――2016年11月08日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/161108mizubenoiti.html

水辺の市――2016年12月13日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/161213mizubenoiti.html

水辺の市――2017年01月08日の風景

http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170110mizubenoiti.html  

水辺の市――2017年02月14日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170214mizubenoiti.html

水辺の市――2017年03月14日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170314mizubenoiti.html

水辺の市――2017年04月18日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170418mizubenoiti.html

水辺の市――2017年05月09日の風景
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/mizubenoiti/170509mizubenoiti.html










 ◆出店の申し込みは、下記へどうぞ(越谷市内の企業・団体・個人以外の参加もフリーです)
   E-mail  : shokuba@deluxe.ocn.ne.jp  (世一緒事務所)
   TEL&FAX  :048-975-8636(須長)








  (TOPページへ)

 

 
 編集人:飯島信吾
ブログ:ある編集者のブログ
企画・制作:インターネット事業団 のホームページ
       インターネット事業団(本メールにご連絡ください)

UP 2017年05月10日
更新 2017年05月10日
更新 2017年12月07日