七左町で「定年帰農」暮らし、はや10年。希少野菜や無農薬野菜を地道に栽培――菜々・ユザワ。
△越谷に住み始めて30年。定年以降、育った栃木の田舎を思い出して、同じ場所・30坪を2か所、市民農園(10坪)と合計70坪の農地を借りて、四季折々の野菜を栽培している湯澤広士さん。自家栽培したものを直売しているので、市販の値段より格安で販売し、安心・安全な季節野菜がメイン。
力を入れている作物のひとつ、「バターナッツ・カボチャ」(上の写真、左)は、若い人にも人気でスープにして食べるなど「クックパッド」にレシピがたくさん出ている。
また糖尿病とたたかっている人への応援野菜として有名な菊芋を栽培し力を入れている(キクイモは北米原産のキク科の植物です。草丈は2~3mにもなります。秋になると、菊に似た黄色い花を咲かせます。食べる部分の地下部には、生姜に似たイモ状の塊根をつけます)。
春夏秋冬の季節に応じて野菜を栽培しているが、豆類は鳩に、葉物などの露地もの野菜はカラスが天敵だ。トウモロコシなどもおいしいころになるとカラスが飛来。「水辺の市」は月1回なので、野菜の生成サイクルと合わないことが悩みとか。
まだまだ希少野菜を作るのが楽しみで、ハーブや西洋わさび、ウコン、ヤーコン、なた豆、パラグラリーフなども栽培し、ロシヤ原産の野菜=ビーツ(「ボルシチ」のスープで朱色の野菜がビーツ。「アカザ科フダンソウ属2年生草本」)は、せんげん台や蕨のロシア料理専門店に納品して、喜ばれている、と。
「水辺の市」では、リピータも徐々に増えてきたが、「地域の人にもっと来てほしいし、月2回がいいのか、土日開催なども考えてみたらどうか」とおっしゃっていた。家庭菜園をしていて野菜販売に参加してくれる仲間も募集していので、ぜひご一緒に、と呼び掛けている。
奥方は「私は手を出さないけれど、お父さんが楽しいことをやっているので、私も楽しくなってくる」と笑顔で話してくれた。
△オクラと菊芋の花。
▼これまでの「水辺の市」に出品した作物の一部。
元気なタンク☆ポップのライブコンサートも開催。
◆《『越谷の葱』タンク☆ポップ、作詞wakko 作曲かっくん》歌詞です。(クリックしてください)
◇上記、左の画像をクリックして下さい。タンク☆ポップ演奏の当日の動画(一部)が見られます。
9月は雨天そして台風襲来で中止でしたが、やっと秋らしい天気の下、「水辺の市」を開催。
(出店者を募集しております。参加は自由です)
こんな店、あの顔、個性的なみなさんのお店です。
△「べしみのHP」 http://beshimi.sakura.ne.jp/top-page.html