小雨の後、冬空のもとでも、5店舗で開催された。その中で、介護者サロン「ティータイム」の活動をすすめる「NPO法人さいたまNPOセンター越谷事務所」を紹介。
△3月9日(木)(2017年)午後1時から東武線北越谷駅前にある「ほっと越谷会議室」に三々五々、高齢の女性たちが集まってきた。中には男性もいた。
定時の午後1時、「下記のカード」の読み合わせから始まった。全部は発表できないが、それぞれの日常的な「介護」生活の実情や専門職として「介護にかかわっている人の体験」、身近な介護から「自分の体調」の話や、「当事者の施設暮らしの問題点」など、一人ひとりの思いの吐露の姿が印象的だった。
外で知人に会うと「ダンナサンどう? と聞かれると、こちらがつらくなる」と話す姿に「そうだろうな」と思った。「ここにくると、気がはれるの」とおっしゃる人も。
▼さまざまな交流の場づくりも!
▼・2015年10月22、27、11月10日、平成27年度越谷しらこばと基金助成事業」介護者支援セミナー3回講座を実施
△講師:堀越栄子日本女子大学教授。 △講師:北村世都日本大学文理学部心理学科助教
△上の「越谷しらこばと基金助成事業」の開催風景。講師は北村世都さん。△(右)「ほっと越谷」の七夕フェスタ講座(2016年7月)で――「介護者が必要としている支援とは」――ゲストスピーカーに30代の男性2名を迎えて介護の話をしてもらった(クリックしてください、PDFで読めます)
主催者は「NPO法人さいたまNPOセンター越谷事務所」。
主催者の県全体のさいたまNPOセンターは、“2009年から「介護者支援セミナー~介護している人を支えたい~」というセミナーを実施し、2016年末では県内の24市町村で市民が運営する「介護者サロン」を26ヶ所立ち上げている”
さいたまNPOセンターは、HPによると“1999年に埼玉県初の中間支援団体である 「NPOを支援するNPO」として誕生しました。活動分野をこえて個人や団体をつなぎ、NPOが活動しやすい環境づくりやネットワークを創って、市民自治のまちづくりを行ってい”るNPO法人だ。
越谷で取り組んでいる大家けい子さん(NPO法人さいたまNPOセンター越谷事務所)は、“同セミナーを受講した人たちで2010年4月から「介護者サロンティータイム」を立ち上げ運営しています。現在はスタッフ7名がボランティアで運営しています。運営はスタッフの年会費(1000円)と備品などは「イオンの黄色のレシート」で助成を受けて購入しています。参加費はお茶代として100円頂戴します。当日の予約等は不要です。場所は「ほっと越谷」で毎月一回、第二木曜日、午後1時からです”と語っている。
大家さんは「水辺の市」で自らも書籍の販売や子ども向けリサイクル洋服の販売の店も開いているが、毎回、「キッチンとまと」の野菜販売を手伝っていることが多い。また「仕事おこし懇談会inこしがや」にも参加して、先日は障害者組織・「世一緒」のメンバーと「カフェどっこいしょ」を開いて、地域コミュニティづくりの取り組みをしている。
介護者サロン「ティータイム」づくりにかかわって、“参加された方たちは「介護をしていて日常の悩みや不安を介護者同士で分りあえて良かった。少し元気になってまた自宅に戻って介護ができる」。『朝日新聞』(2015年3月7日)によると「県の調査で高齢者虐待が最多を記録した」という記事がありました。在宅で介護をされている方たちの負担は大きく、また、困っていることも多くあります。その方たちの気持ちの負担を少しでも減らすためにはいつでも話を聞いてもらうことができる地域の「介護者サロン」が多く必要だと考えています”と、多くの市民の参加を呼び掛けている。
越谷でも「子ども食堂」が増えてきているが、当日の話し合いの中で高齢者の食生活を確保し、温かみのある人と人とのふれあいの「ひとり食堂」があったら、という声も出ていた。
身近で進む「老老介護の深刻化」、増大する孤立する高齢者、「下流老人という高齢期の貧困化と自己責任論の蔓延」などで、物言えない人がいる。
だれがどのように解決するのか。
「世一緒シンポジウム」で語られた「デイサービスが地域のつながりを崩壊させている」と発言が記憶に残っている。
福祉ビジネスに依存した行政の怠惰も感心しないが、「2025年の団塊世代の後期高齢者へ」をまんじりとして、受け身でいてはならない。
街々に「介護者サロン」や居場所づくりが広がることを願いたい。
団体からのメッセージ: 越谷市内の市民団体と共催で「ふらっとサロン」や介護者サロン「ティータイム」をそれぞれ月2回(第2月・第4木)、月1回(第2木)開催しています。市民活動に関するセミナーの企画や講師派遣も行っていますので、ご相談ください。NPO法人・会計税務相談はさいたま事務所へどうぞ。 |
小雨で楽器がだめになるので…。しかし顔を見せてくれました、タンク☆ポップの武井わか子さん。
FM86.8Mh―KIDレコードの「こしがやミュージックステーション。毎週火曜日。
▽facebookでリポートしてくれました(上のphotoも借用します)。
本日の越谷水辺の市に関して、 live演奏は本日中止(下が濡れており機材が出せないため)となります。誠に恐れ入りますが次回を楽しみに待っていてください。
タンク☆ポップは今回参加を見送らせて頂きますが、野菜のお店等数点出ております。お近くの方は宜しければ「朝市」としてお楽しみください。
◆《『越谷の葱』タンク☆ポップ、作詞wakko 作曲かっくん》歌詞です。(クリックしてください)
▲タンク☆ポップ LIVE at 07MARKET (you tube)
◇facebookのページ
https://www.facebook.com/tankpop.wakko.kakkun/
△上の「フライヤー」をクリックすると大きく読めます。
朝9時半ごろに雨がやみましたので、出店しました。「こういう天候が一番イヤ」と誰かが言ってました。
(出店者を募集しております。参加は自由です)
雨にも負けず、寒さにたじろぎながらも、みなさんの「出店した販売商品」は以下のようなものでした。
△武井わか子さんです(借用しました)