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仕事おこし懇談会inこしがやは、「協同」が創る2012埼玉全国集会「国連の2012年国際協同組合年」のつどいから越谷で旅立ちました。

今週末は 協同まつり in こしがや― ささやかな「寄る辺」崩れる地域で

作成日時 : 2012/10/18 09:29

ブログ:共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す

  

http://yellow-room.at.webry.info/201210/article_6.html

 

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またまた直前になっちゃったけどこの週末10月20日(土)に「協同まつりinこしがや」を越谷市蒲生東町(南越谷駅から朝日バス南体育館行きで蒲生東町下車)で10:00〜15:00に開催します!

2012年10月20日(土)
10:00〜15:00
会場:
蒲生日の出商店街および蒲生東町自治会館
内容:
商店街での物販・展示および昔遊び体験
   商店街、地域の語り部会
   自治会館での
映画「内部被ばくを生き抜く」上映【主催】協同まつりinこしがや実行委員会
【共催・後援】予定 越谷市、生活クラブ生協、JA越谷、さいたまコープ、越谷市商工会、埼玉縣信用金庫、日の出商店街、埼玉東部漁業協同組合、蒲生東町自治会、越谷市商店街連合会


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小さいけどアーケードのあるレトロな日の出商店街。上の写真は先日商店街の定休日である木曜にそのアーケードの下で開かれた実行委員会。商店のご主人から1970〜80年代のにぎやかなこの街の写真を見せていただいた。いま15ある商店の中で営業を続けているのは6店のみ。子どもたちは後を継がず商店主たちは70歳になるとみな病気になると話す。周りの住人たちも同じように老いてゆき、次世代は少し離れた街に居を移す。ただ毎年5月の祭りには息子や娘たちが子どもを連れて帰ってくると誇らしげな自治会長さん。

 この商店街がつくられたのは1960年代の半ば。東京と群馬・栃木を結ぶ東武伊勢崎線に対し、神奈川・東京・埼玉・千葉を環状につなぐ武蔵野線が開通し、その交差する地点に最寄り駅ができるという計画ができ、この辺りは一挙に住宅開発が進んだ。

 ふりかえれば、この蒲生東町をはじめ首都圏の大半は、高度成長期の巨大な幻想の真っただ中、集団就職に象徴される故郷から根こそぎ動員された人々がその後漂着・定住し築かれたニュータウン。寄る辺なき者たちだったからこそ70〜80年代の住民パワーをもってささやかな「寄る辺」をつくってきた場所である。その間に人間は6倍以上にふくれあがった。

 だが、産業構造が変わる中、いまその小さな「寄る辺」までが崩され始めている。だからこそ、この協同まつり実行委員会に集まった、地域で生きづらさを抱えながら小さな仕事づくりに取り組んでいる、いわばどこの馬の骨だかわからないような私たちともつながってみようか…、そんな風通しのよさを身につけ始めているといえる。故郷喪失者のやぶれかぶれの居直りが始まる。

 そんな地域状況の下で、新たなつながりのかたちが問われている。

 協同まつり in こしがやがその一歩となればと思い、手探りで関わってきた。


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商店街に掲示されていた地元小学校の生徒たちの見学記。



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地域で仕事おこしに関わるNPO法人などがいろんな模擬店を出したり、



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自治会館では「内部被ばくを生き抜く」(鎌仲ひとみ監督作品)の上映会(10:00〜、13:00〜上映、500円)も行い、中間地点ではもちつき大会などもやる予定。

NPO法人障害者の職場参加をすすめる会、わらじの会は、自治会館前でミニバザーを開きます。

11月17、18日に埼玉で行われる いま、「協同」が創る2012全国集会(国際協同組合年後援事業)へ向けてのプレイベント。私も副実行委員長を務めています。どうぞのぞいて見て下さい。

【開催趣旨】

 2012年は国連が定めた「国際協同組合年」です。

今こそ、人と地域が連帯し、「協同」によって社会を創り直す時ではないでしょうか。

「協同」とは、人びとが力を合わせ、助け合い、支え合って、ともに生きることと考えます。

2011年3月11日の東日本大震災により、私たちは多くの人の命と暮らし、地域を失いました。

この巨大な複合災害は、自然と人間の共存、人びとの連帯や絆をあらためて私たちに問いかけています。
「人間復興」と「新しい社会の創造」に向けて、各地域や全国の人びとは行動をはじめました。

越谷においても、これまでの私たちの「生活」「暮らし」「仕事」をふりかえって、新たな人と人の顔の見える関係をつくり、地域社会の再生や自然との共存について語り合い実践したいと考えます。

そのために、今回は地域とともに生きてきた小さな商店街を会場として、『協同まつりinこしがや 〜商店街に行こう〜』を企画しました。


【主催】協同まつりinこしがや実行委員会
実行委員長:佐藤春江(埼玉ワーカーズコレクティブ越谷エリア代表)、副実行委員長:山下浩志(NPO法人障害者の職場参加をすすめる会事務局長)、副実行委員長:飯島信吾(生活協同組合さいたま高齢協理事)、事務局長:青木未知(ワーカーズコープ・センター事業団)、実行委員:野島、大坂、谷崎(わらじの会)、 日吉、佐藤、木下、塚田(障害者の職場参加をすすめる会)、青木、須長、三宅(埼玉ワーカーズコレクティブ越谷エリア)、大家(NPO法人さいたまNPOセンター越谷事務所コーディネーター)、関根、西田、飯沼、小野、石田(ワーカーズコープ)



<報告>:どちらも「地域の現在」―ネガとしての協同まつり・ポジとしての市民まつり


作成日時 :2012/10/22 16:56

  ブログ:共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す
  

http://yellow-room.at.webry.info/201210/article_7.html


10.20協同まつりinこしがや―地域の現在をネガでえぐる
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 協同まつりinこしがや @蒲生日の出商店街(上の写真) 自称貧乏神Hくんの電動車いす参上の故ではなく やはり三好達治の詩みたいにうら悲しく そして懐かしい。そこがいいんだよね。

 でもせっかくのまつりなので、この後ワーカーズコープの I さんがわらじ号に乗りウグイス。結果午後はややお客が増えたかな。

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 協同まつりinこしがや 一番人気は道路脇の倉庫でやってたもちつき大会かな(上の写真)。 吉川もちつき隊の面々は石巻にも出かけてもちをついたんだって 今日も20回くらいついたらしいよ

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 NPO法人ファミリーリンクが地元の育成会・子ども会の協力を得てやっていた「子ども店長」もユニーク(上の写真)。おたまに入れた砂糖水を七輪で煮立てべっこう飴をつくる店。お客さんだけでなく店長も子どもというコンセプト。

 このNPOは元保育士が多く何十年振りかのご対面もできた。


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 協同まつりinこしがや わがNPO法人障害者の職場参加をすすめる会は「内部被ばくを生き抜く」の上映会が開かれた蒲生東町自治会館前でミニバザー。いい映画なんだけど午前の部は観客が少なかったね。だからミニバザーの客もさっぱり。

 午後はそれなりに観客が増え、買い物客も。上の写真右奥の黒シャツ、世一緒スタッフKくんはテキヤさんでバイトしてるだけあって、子ども客とのやりとりがいいなあ。

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 協同まつりinこしがや が終了し、静けさが戻った蒲生日の出商店街のワーカーズコレクティブ・キッチンとまとの前で売り上げを数えるワーカーズコープの人々(上の写真右3人)。

 パンダ帽は会場内を動きまわり、大阪・豊能障害者労働センターのカレンダー「やさしいちきゅうものがたり」を売って回っていたわらじの会野島さん。

 その右は「今日は農園に学生が来なかったから」とふらりと現れのんびりとした午後を過ごして帰った見沼福祉農園協議会・猪瀬代表。
 
 大海のようなわらじ大バザーを経て雑木林に囲まれた小さな沼のような今日のまつり。それぞれに地域の現在を凝縮した時空だった。

 商店街の皆さま、自治会の皆さま、協力して下さった団体・個人の皆さま、ありがとうございました。

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明けて10.21越谷市民まつり―地域のポジが内容する現在

 越谷市民まつりに出店したNPO法人障害者の職場参加をすすめる会・世一緒。昨日の協同まつりinこしがやに続き連チャンだが、若者たちが元気。

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 越谷に400年前生まれ親しまれてきたが手間がかかるため消滅していたおいしいお米を復活させて作った太郎兵衛もち。その生産農家の青年たち(上の写真)。

 太郎兵衛もちはわらじの会の生活ホームを切り拓いて亡くなった障害者N姉妹の生家でも作っているので親しみを感じる。稲がひょろりとしているので台風に弱いのだと姉妹のお兄さんに聞いたことがある。http://www.city.koshigaya.saitama.jp/kanko/tokusan/tarobei.files/panfucolor100.pdf

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 今日この越谷市民まつりでの世一緒の店のにぎわいがポジだとしたら、昨日の協同まつりin越谷の静かに流れるときがネガなのかもしれない。どちらも同じ地域の異なる断面なのだ。にぎやかなほうをとり、静かなほうをカットするということでは何も始まらない。

 地域でかたちになりえないパワーを吸い取ってこの市民まつりというイリュージョンが成り立っているような気がする。

 今日「サイポン」というゆるキャラが会場内を歩いていたが、世一緒の、昔自衛隊にいたメンバーのいうところではあれは自衛隊だという。後で実際に自衛隊が会場内で展示している場へ本人が見に行ってきた。自分がいたころより弁当の中身が格段によくなっているとか話していたが。

 こんな風にして「国家」が地域の日常に素知らぬ顔で座っているようになったのだなあ。

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 市民まつりは市のイベントの中でも最大の動員力を発揮するときなので、ほんとうにさまざまな出会いが続く。いつのまにか「国家」が顔をのぞかせているし、思わぬ出会いもしばしば。

 昨日の協同まつりinこしがやを終えたばかりの事務局長・ワーカーズコープ・石田さん(上の写真中央奥)が顔を見せたのは意外だった。「今日はビールを飲めます」と言いながら。

 石田さんは東京・鬼子母神辺りの下町的な情緒の街で生まれ育ちいまも住んでおり、そこから今日も出かけてきた。しかし、父は草加の晒し屋に生まれ家業がいやで東京に出てきた人だそうだ。

 晒し屋といえば紺屋とともに明治以降の草加の名産品だった浴衣生産に欠かせない地場産業。石田さん自身は子どもの頃、祖父母のところで白い布がはためいている情景が記憶の底に澱んでいるという。父のドラマはよく知らないらしい。

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越谷市民まつりで世一緒の店を訪れた二人の市議。

 上の写真左の玉生市議は市職員組合の委員長だったときに、わらじの会のデイケア・パタパタを利用する知的障害者のパタパタ職員による支援付きの職場実習を、市立病院の職員組合事務所で初めて受け入れてくれた。それが現在のNPO法人障害者の職場参加をすすめる会の活動につながっている。

 右の辻市議はわらじの会発足当時小学生で同じ学校に自閉症の先輩がいたり、住んでいる団地を車イスの面々が闊歩していたりしたことを記憶に刻みながら育ち、後にケアシステムわら細工の事務局専従も務めた。

 ほかにも会派を異にする市議が世一緒の店に見えたり、挨拶を交わしていった。

 かくて両日にわたった「見世」が終る

 

協同まつりinこしがや〜商店街に行こう〜チラシの御案内

 2012年10月07日

◆ある編集者のブログ

 

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/in-7373.html



 国際協同組合年 いま、「協同」が創る2012埼玉集会にむけての“協同まつりinこしがや〜商店街に行こう〜”のチラシができたので御案内したい。

 121007tirasi_2  

 

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  クリックして下さい。大きく見られます。

 

  【日程】      2012年10月20日(土曜日) 10時から15時 
  【会場】      蒲生日の出商店街および蒲生東町自治会館 
  【企画内容】    ● 商店街での物販・展示および昔遊び体験会 
            ● DVD上映会 「内部被ばくを生き抜く」    
            ● 商店街・地域の語りべ会

  

   お子さん向けの「スライム」(ワーカーズコレクティブ みるく)
   「べっこう飴をつくってみよう」(NPOファミリーリンク越谷)
   「餅つきの実演」(吉川・とうふ工房の翁グループ)なども予定している。

 

 宣伝物は、日の出商店街のチラシ4000枚、実行委員会チラシ3000枚、蒲生エリアを中心にまかれる。


   ◇追加ブログ(13.09.25)

越谷から明治大学、イギリスへ
  http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-891d.html


協同まつりin こしがや〜商店街に行こう

 2012年08月11日

◆ある編集者のブログ

http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/in-1bb7.html



 昔、懐かしい「協同集会」(正式名は“いま、「協同」が創る2012全国集会”)が埼玉県で1117日(土)、18日(日)の両日に大宮ソニックシティの大ホールなどで開かれる。今年は国連が決めた国際協同組合年でもあり、相乗効果が期待される。

 

https://sites.google.com/a/kyodo2012.com/home/home

 

 以前かかわっていた時は、「いま、協同を問う」となにか「全共闘風」のネーミングだったが、すでに20年もたち、かかわってきた人たちから物故者が出ている。

 
 埼玉県で開かれることもあり、「ふくし生協さいたま」(高齢協)も分科会や「いよいよ華やぐ・ファッションショー」にコミットする情報を、同サイトにUPした。

 http://www.hukusiseikyousaitama.jp/

 http://www.hukusiseikyousaitama.jp/saitama-news.htm

 

 越谷でも「協同まつりin こしがや〜商店街に行こう」が地元のNPOやワーカーズコレクティブ、ワーカーズコープのみなさんと一緒に実行委員会ができて、参加をしている。

 決まっているのは、10月20日(土)、「蒲生日の出商店街と蒲生東町自治会会館」で、「店舗での物販・展示および昔遊び体験会」「DVD上映・内部被ばくを生き抜く」「商店街・地域の語り部会」などである。

 この商店街には、ワーカーズコレクティブのみなさんの「キッチンとまと・お弁当屋さん」がある。家賃補助を越谷市役所から得ている珍しい「地域振興施策」の舞台でもある。

 なんといっても「昭和40年代に開かれた街並みと商店」があることだ。


 

NEWS新着情報

2014年9月15日
「学び・つながり・伝え合う」ページUP。
『仕事おこしのすすめ』(池上惇著、シーアンドシー出版・協同総合研究所、A5判並製、1995年3月)(PDF完全復刻版)
『小さな起業で、楽しく生きるビジネス( ワーカーズ・コレクティブ )』 (本体価格 1,400円+税、ほんの木 刊)
富澤賢治、中川雄一郎、岡安喜三郎、石塚秀雄、柳沢敏勝、堀越芳昭各氏の「BOOK・論攷のご案内)。
2014年9月1日
ワーカーズコープセンター事業団 北関東事業本部のホームページを紹介。アスポート 越谷センターと 生活自立相談「よりそい」(越谷市役所社会福祉課)――ワーカーズコープ北関東事業本部。埼玉県が「チャレンジ事業」─ワーカーズコープが受託、失業者と推進、生活保護受給者支援へ新しい試み(2010-09-05)
2014年9月1日
ガンバレ! ワーカーズ・コレクティブ――キッチンとまと、埼玉葬送サポートセンター。  越谷エリアにある9つのワーカーズ・コレクティブ
2014年9月1日
「しごとおこし懇談会 in こしがや」をUPしました。
2014年5月17日〜6月8日
職場参加をすすめる会総会・記念シンポ速報―その2  シンポ第1部 報告(日吉、沖山)、 最終報―シンポ第2部 パネル「障害者の職場参加(多様な就労)と自治体―いま地域では」多様な就労を拓く共に働く街づくりと自治体―その経緯と課題。「ブログ:共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す」より。
2012年10月20日
越谷・日の出町商店街で協同まつり開催

▽本サイトのページごとのロゴです。
















▽各団体ごとのロゴです。

バナースペース

仕事おこし懇談会inこしがや

〒3430023
越谷市東越谷1-1-7 須賀ビル101
職場参加ビューロー・世一緒(よいしょ)内

TEL 048-964-1819
FAX 048-964-1819



 
編集人:飯島信吾
ブログ:ある編集者のブログ
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u p 2014年09月01日
更新 2014年09月05日
更新 2014年09月07日
更新 2014年09月15日
更新 2014年10月12日
更新 2015年01月25日
更新 2015年02月13日