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「新しい政治」への展望。

○○○○○○○○○○○○○○○小越洋之助のページ

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◆2021.04.05更新
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◇『18歳から考える日本の政治〔第3版〕』(法律文化社、2021年3月10日 第3版第1刷発行)。


第3版はしがき
初版はしがき

第Ⅰ部 私たちと政治
 1 政治って、見るもの?するもの?闘うもの?
 1見る政治/2 する政治/3 闘う政治/4 政治とは、見るもの、するもの、闘うもの
 2 政治って、役に立つの?政治の仕組みがわかると楽しくなる?
 1  ものごとを決めるのが政治/2 政治を動かすのは人間一人問観と価値観/3 政治には仕組みがある一法則と制度/4 役に立つか、楽しいか、得になるか、正しいか
 3 政治を動かす力は何? 正統性と権力の問題
 1 なぜ従うの?/2 正統性の3芙頁型/3 第4の類型=民主主義的正統性/4 権力についての2つのとらえ方
 4 誰が政治を動かしているの? 政治家と国民主権
 1政治を動かす人々/2 本当に政治を動かしているのは国民/3 なぜ、直接、動かさないのか?/4 国民主権であればこそ/5 正当な選挙とは
 5 よい政治とはどのような政治? 自由・民主主義と政治の理想
 1 自由と民主主義/2 ルールを作るためのルール/3「よい政治」とは/4「市民」と「市民政治」/5 政治教育の重要性
 6 どうすれば政治は変わるの? 政治の変化と世論
  1 変わる政治、変わらない政治/2 世論と政治情報/3 実像(環境)と虚像(擬似環境)/4 世論が変われば政治は変わる

第Ⅱ部 戦後政治から見える光と影(以下略)
 7 日本政治の底の底

◆「はしがき」は、下をクリックしてください。
   





  
◇『日本を変える 「新しい政治」への展望』(学習の友社)をご案内。



日本を 変える

「新しい政治」への展望



五十嵐仁  著


〒113-0034 
東京都文京区湯島2-4-4
学習の友社

TEL:03-5842-5641 FAX:03-5842-5645
2020年12月20日刊
¥1000+税


 はしがき
 第一部 「ポストコロナの時代」と「新しい政治」 への展望 
第一章 「安倍政治」を受け継ぐ亜流政権の発足
第二章 「新しい政治」 への展望
    ――「ポストコロナの時代」にどのような政治が求められているのか
第三章 安倍政権の歴史的位置
    ――安倍亜流政権の存続を許さず歴史的な審判を 
 第二部 安倍暴走政治の行き詰まりと「負の遺産」 

第四章 コロナ対策の失敗と「ポストコロナ社会」
    ――安倍政権の新型コロナ感染対策を検証する への展望
第五章 「安倍一強」政権の正体と攻略への道
    ――戦後最長政権を支えた仕組みはどのようなものだったのか
第六章 二〇一九年参議院選挙の検証
    ――参院選によってどのような政治的局面が生じたのか 
補 章 安倍総理の退陣は日本における保守支配の終わりの始まりになる
    ――韓国のウェブメディア《NEWS↑OFF》に掲載されたインタビュー
 あとがき 




◇最新刊! 『日本社会党・総評の軌跡と内実 (20人のオーラル・ヒストリー)』




『日本社会党・総評の軌跡と内実 』

20人のオーラル・ヒストリー


「はしがき」(PDF版、2019.07.20)
五十嵐 仁 、木下 真志、法政大学大原社会問題研究所 編

旬報社、2019年4月刊

¥6,804


 戦争による荒廃から立ち上がり、「民主日本」を夢見て力を尽くした人々の消し去ることのできない足跡。

 各証言者に共通するのは、信ずるところに向かう闘志や情熱である。
 社会党・総評が影響力を持ち、輝いていた時代を支えていた方々、あるいは社会党の再建に尽力された方々からの証言は、今後の戦後日本政治史研究に少なからぬ影響を与えるにちがいない。


目次

はしがき
解題
第Ⅰ部 日本社会党
1 構造改革論争
 加藤宣幸:構造改革論再考
 伊藤 茂:回顧 私と社会党
 初岡昌一郎:私から見た構造改革
 曽我祐次:日本社会党における佐々木更三派の歴史―その役割と日中補完外交
 仲井 富:戦後革新と基地・公害・住民運動
 高見圭司:日本社会党青年部再考―『NO!9条改憲・人権破壊』をもとに
2 社会主義協会
 上野建一:社会主義政党の確立をめざして
 横山泰治:社会党生活32年―社会民主主義とマルクス主義の狭間で
 細川 正:もう一つの社会党史―党中央本部書記局員としてマルクス・レーニン主義の党を追求
3 飛鳥田一雄~田辺誠委員長時代
 船橋成幸:飛鳥田一雄さんとともに歩んだ社会党
 海野明昇:社会党本部書記から中央執行委員会を振り返って
 前田哲男:私が見てきた社会党の防衛政策
4 細川護熙政権~村山富市政権
 園田原三:時代に生きた社会党と村山連立政権
 浜谷 惇:政権と社会党―1980~90年代の政策審議会
 橋村良夫:総評解散後の労働組合と社会党
第Ⅱ部 総評
 谷 正水:回想の総評運動―1960~70年代を中心に
 塚田義彦:太田薫氏と労働運動を語る
 梁田政方:日本社会党・総評時代の日本共産党の労働組合運動の政策と活動について―1970~80年代の総評との関係を中心に
 公文昭夫:私が歩んできた社会保障運動―総評・中央社保協体感の記録
 富塚三夫:総評運動と社会党と私
日本社会党・総評関連年表
関連資料
あとがき





  (2018年11月4日の講演会より)

   △(画像をクリックするとYouTubekのページへ)






  
◇最新刊! 『打倒 安倍政権―9条改憲阻止のために』(学習の友社)
      をご案内。




打倒 安倍政権

9条改憲阻止のために



五十嵐仁  著


〒113-0034 
東京都文京区湯島2-4-4
学習の友社

TEL:03-5842-5641 FAX:03-5842-5645

2018年4月刊

¥1300+税


 序章 安倍政権の5年間
  第一部 2017年総選挙の結果と日本政治の課題
 第1章 総選挙結果の分析と教訓
 第2章 市民と立憲野党の共闘の刷新と深化
 第3章 安倍9条改憲をめぐる新たな攻防
  第二部 安倍暴走政治と国民の怒り
 第4章 政治・行政の劣化と都議選
 第5章 安保法制・外交・基地問題にみる安倍政権の軌跡
  むすび
 ◆インタビュー いま闘うことは、いちばん良い時代を生きてきた人間の責任
 自己都合による強行採決、テロとオリンピックを口実に運動抑圧の武器が欲しかった安倍自公政権
 マスコミに対しても、読者・視聴者は「主権者」としての力を発揮することが重要
 行政管理情報は国民の財産・知る権利を保障する基本的資産=際立ったずさんさと情報隠蔽
 政治を変えられるという期待感を高め、展望を説得力あるかたちで示していくことが重要
 権力を監視する、委縮せずどんどんモノを言う、悪法廃止に向け政権交代をめざす

 
新春対談 野党と市民と“二人三脚”


法政大学名誉教授 五十嵐仁さん “勝利の方程式”が見えてきた
日本共産党委員長 志位和夫さん 「大義の旗」で「本気の共闘」を


しんぶん赤旗、2017年1月元旦号

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-01/2017010101_01_0.html

 



  活路は共闘にあり――社会運動の力と「勝利の方程式」

五十嵐仁 /学習の友社
A5判
2017年2月刊
定価1300円+税
   対決 安倍政権―暴走阻止のために

五十嵐仁 /学習の友社
A5判・128頁
2015年3月1日
定価1300円+税

――はしがき+目次(PDF版)
 
18歳から考える日本の政治【第2版】

五十嵐仁/ 法律文化社
46判 ・128頁
2014年8月
定価2,300円+税

――自著を語る+目次「五十嵐仁の転成仁語」より(PDF版)

18歳から考える日本の政治
 from18


五十嵐仁 / 法律文化社
2010/11
¥2,310 (税込)

労働再規制反転の構図を読みとく

五十嵐仁 /ちくま新書  筑摩書房
2008/10
¥777 (税込)


労働政策

公共政策叢書

五十嵐仁 / 日本経済評論社
2008/05
¥2,100 (税込)


活憲「特上の国」づくりをめざして

五十嵐仁 / 山吹書店 (績文堂出版)
2005/12
¥1,680 (税込)


『団塊よ、死ぬ前に闘え 60、70年代、青春をともにした友へのメッセージ 現状打開の カギは何か―五十嵐仁法政大学教授・講演録』

「法政大学学生運動の歴史」編集委員会編
こうち書房、2005年




この目で見てきた世界のレイバー・アーカイブス
―地球一周:労働組合と労働資料館を訪ねる旅



法政大学大原社会問題研究所叢書
五十嵐仁(1951-) / 法律文化社
2004/09
¥4,935 (税込)


現代日本政治
―「知力革命」の時代21世紀の若者へ



五十嵐仁 / 八朔社
2004/05
¥1,890 (税込)

戦後政治の実像
―舞台裏で何がきめられたのか



五十嵐仁 / 小学館
2003/08
¥1,890 (税込)


概説 現代政治
―その動態と理論


五十嵐仁 / 法律文化社
1999/06


政党政治と労働組合運動
―戦後日本の到達点と二十一世紀への課題



法政大学大原社会問題研究所叢書
五十嵐仁 / 御茶の水書房
1998/06
¥6,300 (税込)

[目次解説]作成:山本崇記(立命館大学大学院先端総合学術研究科)
UP:20041205 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/db1990/9806ij.htm

徹底検証 政治改革神話



五十嵐仁 /労働旬報社
1997



保守政治リストラ戦略


五十嵐仁/新日本出版社
1995/5



一目で分かる小選挙区比例代表並立制


 五十嵐仁 / 労働旬報社
 1993/11

 
戦後保守政治の転換
―「86年体制」とはなにか



 五十嵐仁 / ゆぴてる社
 1987/01

  〔PDF復刻版〕




▽新着情報  2016.01.30
   
▽新着情報  2016.01.26 1月25日(月) 闘い済んで日が暮れて、また新しい闘いが始まる [選挙]

 八王子市長選挙の結果が出ました。以下の通りです。

 いがらし仁 無所属 51,811
 石森孝志  無所属 93,641
  投票率 32.60%

 残念無念という結果になりました。皆さんの期待に応えられず、申し訳ありません。
 5万人もの方に支持していただきました。有難いことです。
 これも、共同の力が発揮されたからです。支持し、様々な形で応援してくださった全ての皆さんにお礼申し上げます。

 「敗軍の将、兵を語らず」と申します。全ては候補者であった私の責任です、と言いたいところですが、敗因ははっきりしています。
 相手は現職の市長であったにもかかわらず、私は無名の新人であり、それを覆すだけの時間がなかったからです。私は元大学の教授で、著書を出したり、雑誌や『日刊ゲンダイ』などの新聞で名前が出たり、各地で講演をしたりしていましたから、それなりに「知名度」はありますが、それは限られた範囲であり、八王子市内ではほとんど知られていませんでした。
 特に、中高年層や主婦などには、全く「無名」でした。市長選挙があることも知られていず、新人候補としての私についての知識もほとんどないという状況から出発したのが、今回の選挙だったのです。

 しかも、このような不利な条件を克服するには、時間が足りませんでした。出馬表明の記者会見を行ったのが告示日約1カ月前の12月18日で、最初の街頭での演説が投票日約1カ月前の12月23日というあわただしさです。
 それから年末年始の休みに入り、選挙運動が本格化したのは、1月8日の「いがらし仁と市民のつどい」からです。ほとんど2週間ほどの運動期間しか残されていませんでした。
 あまり名前や政策が知られていず、それを浸透させるための期間がたった2週間ちょっとしかなかったのに、5万人を上回る人に投票してもらえたことの方が奇跡的だと言うべきでしょう。石森さんは現職の市長ですから、過去4年間、選挙運動を行ってきたようなものなのに得票は9万票、私はたったの2週間なのに得票は5万票だったのですから。

 このように選挙運動の期間は短く、しかも八王子の市域は極めて広く、市街地や団地が分散しています。選挙に関心を持っていただき、私の名前や人物像、政策などを知っていただくには大きな制約がありました。
 それを打破するために、インターネットでのホームページ作成やビラの内容に工夫を凝らし、配布にも力を入れました。この点での成果は大きく、一つの典型を生み出したと言って良いでしょう。
 しかし、それに関心を持ってアクセスする層は若い人に多く、これらの人がこぞって投票に出かけるというところまでは浸透しませんでした。新たに八王子にやってきてニュータウンなどに住み、市政についての関心を持たない「沈黙の艦隊」を動かすには至らなかったということでしょう。

 その結果が、投票率の低さに現れています。近くの投票所に行って投票率が前回とほとんど変わらないのを見たとき、結果の厳しさを予感しました。
 投票する人が少なかったために、組織的な基盤のある方が有利になりました。自民党市議の後援会、創価学会や町内会、労働組合の連合などの力が、そのまま石森さんの得票になって現れています。
 それに対して私は特定の組織的基盤を持たず、市民の共同の力が頼りでした。その広がりはあったものの、幅広い層に浸透して投票率を上げるまでの時間的な余裕が欠けていたということです。
 維新の党の市議と共産党の市議が一緒に宣伝カーに乗って肉まんを食べるという光景に示されるような共同の広がりがありました。しかし、残念ながらそれは八王子に古くから根ざす「おっさん政治」の壁に跳ね返されてしまったのです。

 この悔しさをバネにして、新たな挑戦に向けての準備を始めるべきでしょう。この間の運動で育ってきた若い力や新たな共同の枠組みを今後の取り組みに活かすことが求められます。
 それに私がどうかかわるかは分かりませんが、求められれば、どのような役割でも果たす覚悟はできています。この間の選挙戦を通じて、候補者としての私も鍛えられましたから。


▽新着情報  2016.01.10
◆「いがらし仁さんとともに八王子を変える!」のサイトより。
  http://www.project-8.com/

 (2016年1月24日投票)八王子市長選

 
 
 

12月24日(木) 八王子市長選挙に向けて事実上の「第一声」 を挙げた [選挙]

 

 昨日、八王子市長選挙に向けての事実上の「第一声」を挙げました。南大沢では70人、八王子駅北口では200人の方が参加してくださいました。
 南大沢は、私が初めて八王子に足を踏み入れた思い出の地です。そこで市長選挙に向けての第一歩を踏み出したというわけで、感慨深いものがありました。
 あいにくの冷たい雨の中、1時間の間、じっと立って話を聞いていただきました。有難いことです。
 おいでいただいた方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 演説が終わってから、握手をしているとき、「私が分かりますか」と声をかけられました。最初は分かりませんでしたが、名乗られて初めて思い出しました。

 17軒しかない故郷・旧頚城村の集落「下米岡」で、1学年下の遊び友達だった女性です。ご主人も紹介されました。
 一緒に、わざわざ私の話を聞きに来てくれたというわけです。驚きました。
 同時に感激もし、励まされました。このような出会いがあるとは、考えてもいませんでしたから。

 なお、昨日行った街頭演説は、次の通りです。そのままというわけではありませんが、演説に備えて準備した予定原稿をアップさせていただきます。

 私は12月18日の記者会見で、1月24日実施の八王子市長選挙への出馬を表明しました。皆さんは驚かれたことだと思いますが、私としても青天の霹靂であり、びっくりポンであります。
 しかし、広範な市民からの要請を受け、それを受諾することを決断いたしました。政治学の講義で、選挙とは「出たい人より出したい人」を候補とするべきだと話してきた私としては、その「出したい人」が私だということであれば、拒むわけにはいきません。
 逃げてはならない、と思いました。出てくれと頼まれて逃げるのは、私の流儀でもありません。ひと肌もふた肌も脱いで、火中の栗を拾う覚悟です。

 私が立候補を決断した理由は、主に2つあります。その第一は、安倍暴走政治をストップさせたいということです。
 八王子は安倍首相の側近として知られる萩生田光一内閣官房副長官の地元です。石森市長はその子分ですから、落選させれば萩生田さんにとって大きな痛手となることでしょう。安倍首相にも一泡吹かせることができます。
 同じ1月17日告示、24日投票で沖縄の宜野湾市長選挙実施されますが、ぜひ西と東で勝利したい。それは、参院選に向けての跳躍台となるにちがいありません。
 今の日本は、平和と民主主義、立憲主義が危機に陥っている危急存亡の時です。このような時、日本が壊れていくのを座視しているわけにはいきません。
 「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉があります。私の故郷・越後の英雄である上杉謙信は「義の人」でした。私もそうありたいと願っています。

 立候補を決断した第二の理由は八王子が「第二の故郷」だということです。その役に立ちたいという強い思いがあります。
 約30数年前、南大沢に引っ越してきました、その後、平山城址公園、北野、長房と移り住み、八王子での居住は故郷の新潟よりも長くなりました。
 職場であった大原社会問題研究所は法政大学多摩キャンパスにあり、そこは八王子市と町田市にまたがっています。母校の都立大学は「首都大学東京」と名前を変えて南大沢にやって来ました
 下の娘は北野で生まれ、八王子で育ちました。このような縁からしても、八王子のためにこれからの人生を捧げるのは「天命」であり、その「天命」に従いたいと考えた次第です。

 これからの選挙戦では、主として三つのことを訴えたいと思います。第一に、あらゆる「災い」から市民の平和、くらし、環境を守る市政への転換、第二に、「攻めと破壊のまちづくり」から、福祉と緑のまちづくりへの転換、第三に、トップダウンではなくボトムアップによる共同と対話の町づくりへの転換です。

 第一は、あらゆる「災い」から市民の平和、くらし、環境を守る市政への転換です。「防災都市」は石森市長も掲げていますが、これは自然災害だけを対象としたものです。しかし、命とくらしを脅かす「災い」は、それだけに限られません。
 戦争か平和かという問題も重要です。八王子空襲には多くの市民が巻き込まれた過去があります。テロの脅威も高まっています。市長として安保法制に反対するのは当然であり、その廃止を求めます。
 消費税10%では業者はやっていけません。営業とくらしを守るために再増税に反対するのも当然でしょう。偽りの軽減税率ではなく、10%への再増税を中止するべきです。
 TPPが結ばれれば安くていかがわしい食料品が流入してきます。小零細・兼業農家は壊滅し、農村のコミュニティは崩壊します。それを防ぐためには、農業振興だけでなく農家に対する支援が必要です。
 沖縄米軍基地も八王子の市民生活と無縁ではありません。近接する横田にオスプレイが訓練飛行でやってきます。沖縄に基地があるからこその飛来です。地元自治体が強く反対している辺野古新基地建設の強硬は、自治の破壊であり、地方自治体の首長としては見過ごすことのできない問題です。
 原発についても、もし事故が起きれば放射能は漂っきます。高濃度放射能廃棄物を処理する展望も示されていません。市民の安全を脅かす原発再稼動に反対し、再生エネルギーを中心とした循環型経済への転換を図っていきます。
 平和、安全、安心は市民生活の土台であり岩盤にほかなりません。ここに「杭」がとどかない市政は違法建築のマンションのようなものです。市民の力で取り払い、岩盤にガッチリとした「杭」を打ち込んで市政を立て直そうではありませんか。
 
 第二は「攻めと破壊のまちづくり」から、福祉と緑のまちづくりへの転換という問題です。石森市長は「攻めのまちづくり」をスローガンにしていますが、「攻め」は右肩上がりの時代のもので、開発行政主体のまちづくりは時代遅れです。
 経済社会環境は大きく変化し、少子・超高齢化が進んで「イケイケどんどん」という時代は終わりました。これからは「量の拡大」ではなく、「質の充実」が求められています。
 鉄とコンクリートの町づくりにおさらばしなければなりません。鳥も通わぬ緑も芽吹かない「石の森」を「五十の嵐」で吹き飛ばし、福祉と緑の町にかえようではありませんか。
 とはいえ、石森市政の全てを否定するわけではありません。市民のためになる施策を継承するのは当然のことです。
 問題は優先順位にあります。限られた財源をどう効果的に生かしていくかということが問われています。私は、子ども、若者、女性、お年寄りのために使いたい。弱者優先の市政に順位を変えていく。命とくらし優先の温かい市政にしていきたいと思っています。
 先日の新聞にティッシュの味は甘いという記事が出ていました。このようなティッシュの味が分かる子どもを八王子で生んではなりません。夏休みが終われば痩せる子供がいると言います。しかし、給食が十分に行き渡っていない八王子はずっと夏休みのようなものではありませんか。
 また、八王子の特徴を生かした町づくりということも必要です。八王子は首都東京の郊外にあり、都市型社会と農村型社会が入り混じっているという特徴があります。商業と農業の連携、緑を生かした環境整備などを通じて、生活しやすい、定住したくなるような住環境を生み出していくことも重要な課題だと思います。

 第三に、トップダウンではなくボトムアップによる対話と共同の町づくりへの転換です。どのような政策を掲げるかは重要ですが、それをどのように実行するかということも大切です。対話を通じた合意形成こそが、運営手法の基本とされなければなりません。
 自治には二つの面があります、団体自治と住民自治です。この両方を強めていくことが必要です。
 八王子は中核市になりましたが、これは団体自治の強化という側面に当たります。こうして強められた自治体権限を、市民のために活用することが必要です。
 また、住民自治の強化のためにはボトムアップが重要になります。これからの市政には市民と共に街づくりを進めるという姿勢が求められます。
 もう一つ重要なのは、市内部でのボトムアップです。職員との共同と対話にも留意し、衆知を集めてより良い市政に転換していきたいと思います。八王子には潜在力があり多くの可能性があります。職員とともに、それを最大限発揮できるような環境づくりに力を尽くすつもりです。
 現職は何でも分かっていると勘違いしやすいものです。周りの声に十分耳を傾けないという弊害が生まれます。新人の私にとって、このような勘違いは無縁で周りの声に十分耳を傾けなければやっていけません。これが新人としてのメリットであり、強みだと思います。この「強み」を活かして対話と共同の町づくりを進めていく所存です。

 私の名前は仁と書きます。仁とは「人をいつくしむ心」のことであり、それは政治の目的でもあります。
 「仁の政治」を掲げ、安倍暴走政治のストップ、夢と希望に満ちた緑の学園都市・八王子を実現するために、皆さんと共に力を合わせて勝利をめざしたい。その決意を表明して出馬のごあいさつに代えさせていただきます。

 実際の演説は以下の通りですので、ご覧いただければ幸いです。予定原稿通りに話すのは、なかなか難しいものです。
 かなり変わってしまいました。端折ったところも多々あります。
 
  五十嵐仁を囲む街角市民集会 2015.12.23
    https://youtu.be/ux0omxxTiD8
    https://twitter.com/I_hate_camp/status/679692882828111873

△初出:「「五十嵐仁の転成仁語」 (2015年12月24日(木))  http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2015-12-24





▽新着情報  2015.09.20
動画・五十嵐仁さん記念講演とワタミ過労死遺族森夫妻の報告 過労死龍基金授賞式(第二部)

、労働相談センター・スタッフ日記、NPO労働相談センター(03-3604-1294 )と東部労組の記録、2015年08月13日 06時14分28秒 | 動画(ユーチューブ)
 http://www.rodosodan.org/


   

http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/f5315b09e9ee30c2592df25e40726e63

 



    *レイバーネットTV 第73号案内 : イガジン、安倍「改造内閣」を斬る!

          ▽ 日時 2014年9月10日(水曜日)20:00~21:30 
          ▽ 視聴アドレス     http://www.labornetjp.org/t    

より借用。

「超タカ派極右改憲内閣」と世論の激突は避けられない!~イガジン吠える


→ アーカイブ録画(98分・特集は20分から)

http://www.ustream.tv/recorded/52507513

 

http://www.labornetjp.org/news/2014/0910shasin?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 9月10日の「レイバーネットTV」で、イガジンこと五十嵐仁さん(右)が再び吠えた。「安倍首相は歴代最多の49か国を訪問したが、韓国・中国には行っていない。行けない状況を自らつくってしまったのだ。今度の内閣は『超タカ派極右改憲内閣』。女性大臣も右派ばかりで、日本をもっともっと右に引っ張ろうとしている」と厳しく批判。「消費税・原発・TPPはじめ重要政策全てに国民の多数が反対している。アベノミクスも破綻している。世論との激突は避けられない。事実をしっかり視て声をあげていくこと、選挙で異議申したてをすることが大事だ」と今後の展望を語った。山口正紀さんはコラムで、朝日新聞問題に乗じて河野談話見直しをはかる読売・サンケイ・安倍政権を痛烈に批判した。次回「レイバーネットTV」も「安倍政権・女性活用のウソ」を取りあげる予定。(M)

 

 
CML 033701]

https://jp.mg5.mail.yahoo.co.jp/neo/launch?.rand=62t3k69p6erhk#tb=htw0gjho

松原です。複数のメーリングリストに投稿します。転載大歓迎。 レイバーネットTV 第73号案内 : イガジン、安倍「改造内閣」を斬る!


松原です。複数のメーリングリストに投稿します。転載大歓迎。

レイバーネットTVも7~8月をお休みし、充電していましたが、9月10日より2014
年後期放送(計7回)ということで、毎月第2第4水曜日に番組をお送りします。

10日の放送は、イガジン(五十嵐仁)さんに1年7ヶ月ぶりに登場していただき、
特集「イガジン、安倍『改造内閣』を斬る!」をお送りします。イガジンさん
は、ブログ「転成仁語」(http://igajin.blog.so-net.ne.jp/)や日刊ゲンダイ
のコメンテーターとして活躍、安倍政権への痛烈批判を続けています。

ひさしぶりの「レイバーネットTV」、ぜひご覧ください。またスタジオ観覧も大
歓迎です。

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 ●労働者の 労働者による 労働者のための
   レイバーネットTV 第73号放送
  特集:イガジン、安倍「改造内閣」を斬る!

・日時 2014年9月10日(水曜日)20:00~21:30
・視聴アドレス      http://www.labornetjp.org/tv
・配信場所 バンブースタジオ(竹林閣)
       http://vpress.la.coocan.jp/bamboo.html
        (地下鉄「新宿三丁目駅」E1出口近く)
・キャスター  松元ちえ 土屋トカチ
【ニュースダイジェスト】 5分
 ここ2週間のホットなニュースをお伝えします。
【特別レポート】 7分
 ことしのブラック企業大賞は9月6日に発表され、「ヤマダ電機」が選ばれまし
た。同実行委員である土屋トカチキャスターが映像を交えて報告します。

【特集:イガジン、安倍「改造内閣」を斬る!】 50分
 ★ゲスト=五十嵐 仁(社会学者・前法政大学大原社会問題研究所教授)
「好戦派女性大臣」を増やし「女性活用」を自賛する安倍改造内閣がスタートし
ました。安倍氏が政権をとって1年8ヶ月。当初の「安全運転」から「秘密保護
法」以来「暴走モード」に入っています。果たしてアベノミクスはうまくいって
いるのか? 消費税・集団的自衛権・TPPはどうなるのか? 新聞・テレビではわ
からない安倍政権の本質と実態に、イガジンこと五十嵐仁さんがズバリ迫りま
す。視聴者の質問大歓迎です。

【ジョニーと乱のほっとスポット】 7分
 ジョニーHさんの替え歌は「バイバイ・ブラックバイト」。「ブラック企業大
賞授賞式」から生まれた替え歌で初披露です。

【山口正紀のピリ辛コラム】 10分
 テーマ=「慰安婦」をなかったことにしたい<右派メディア>
 朝日新聞「慰安婦」報道の一部誤報問題をめぐって、右派メディアによる一方
的な朝日バッシングが続いています。いったい何が問題なのか。元読売新聞記者
でもあった山口氏が「ピリ辛」で迫ります。

【さよならのポエム】3分
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 松原 明 mgg01231@nifty.ne.jp
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「五十嵐 仁のページ」


 

◆五十嵐 仁(法政大学名誉教授・法政大学大原社会問題研究所元所長)



























































「五十嵐 仁のページ」

編集人:飯島信吾
ブログ:ある編集者のブログ
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制作: インターネット事業団(本メールにご連絡ください)

UP 2012年6月06日
更新 2012年7月29日
更新 2012年8月19日
更新 2012年8月31日
更新 2013年01月11日
更新 2013年04月06日
更新 2013年05月10日
更新 2013年05月16日
更新 2013年07月10日
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更新 2014年04月05日
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