「産直とはなにか」、今一度、問い返すために。
本ページは、編集子が当時、「現代社会を考えるシリーズ」と銘打った本づくりを行っていた時代に編集した『生活と地域をつくりかえる―願いわけ集団づくり』(二宮厚美著、1985年5月)、『暮らしと女と街づくり―協同のネットワーク』(今崎暁巳著、二宮厚美・序、1986年1月)、『生協の挑戦―協同で生活文化を創る』(大島茂男著、1986年2月)、『協同組合で働くこと』(労働旬報社、1987年5月30日、芝田進午編 西村一郎・永戸祐三・富沢賢治他)、『生協運動の新時代』(山田
達夫・二宮厚美編、1988年11月)の編集・企画の中で出会った「大阪よどがわ市民生協の柴田光郎専務」の要請で編集し始めた、「生協・産直」の役割と「都市と農村を結ぶツール」としての生活文化情報誌の発行を契機にして、農村巡りをして取材・企画した成果です。 |
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◆主なCONTENTS どうなる農業・どうする食糧 五眼で見た日本の農業と食糧 二宮厚美 「食」と「暮らし」と「農」にこだわる 嘩峻淑子/中林貞男/レオナルド熊/寿岳章子/山田達夫 ルポ・日本列島すみずみ産直ネットワーク 北の大地・離農の国にたしかな息吹●北海道十勝・折笠農場グループ 矢吹紀人 希望をつくりだす協同のネットワーク●和歌山県・紀ノ川農協の“顔の見える産直” 今崎暁巳 いとおしんで作って いとおしんで食べる●滋賀県・愛知中部農協の“農業好き”仲間づくり 小山乃里子 土づくり・人づくり・地域づくりの産直運動●大分県・下郷農協 二宮厚美 パイン自由化の大波のもとで●レポート沖縄から 池原秀明 どうする日本の農業・食・暮らし 増田れい子/渋谷定輔/亀田得治/村上昭子/宮村光重/田代洋一/河相一成/小林節夫 インタビュー:日本の伝統食からまなぶ 宮本智恵子 暮らしのなかから食生活をつくりかえる 私たちの食卓からみた「暮らし」つくりかえ 姫野恭子 共同購入配送車のふれあい レポート消費者の立場から 輸入食品は安全で、安心か? 大嶋茂男 FOOD’S NOW 食文化のなかから食品と農業を考える 二宮厚美 いま生協の商品政策が問われている 産直の力をさらにひろげて 柴田光郎 ▽発行当時の奥付 「プロシューム」定価=500円 1988年7月30日発行 発行人/山田達夫 発行/大阪よどがわ市民生活協同組合 編集・発売/㈱労働旬報社 〒112東京都文京区目白台2-14-13 STAFF 編集●飯島信吾/矢吹紀人/NEOPLAN デザイン●河田純/阪本正義/古賀孝和 イラスト●しらはまみちよ/ときわまさゆき/藤巻央滋/皆川正次 写真●共同通信/連合通信/カメラ東京サービス |
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太陽と大地の間で 顔のみえる産直ネットワーク B5判、66p、1991年4月刊 ①キャベツ畑は草だらけ[滋賀県安土町・滋賀県農民組合農産物出荷センター] ②レンコンは浪速っ子[大阪府門真市・三ツ島レンコン出荷組合] ③故郷の山はみどり[静岡県藤枝市・静岡無農薬茶の会] ④日曜日には日本晴[滋賀県蒲生町農協] ⑤今年もスイカがあ~まいぞ[滋賀県安土町・大中むつみ会] ⑥みかんがつなぐ人と人[和歌山県那賀町・紀ノ川農協] ⑦リンゴ赤いかすっばいか[長野県佐久市・佐久中央果樹組合] ⑧山あり海ありボンカンあり[鹿児島県屋久町・屋久島特産物出荷センター] ⑨花嫁のくる村[長野県南高来郡・南高農民組合] ⑩子どもよ食文化の大使になれ[北海道幕別町・折笠農場グループ] ⑪給食が教えてくれる[千葉県多古町・旬の味出荷センター] ⑫今日も村から元気な便り[大分県耶馬渓町・下郷農協] ⑬おしんこが村おこし[滋賀県八日市市・近江農産] ⑭安全・ほんもの・「ガンコ」がとりえ[和歌山県湯浅町・協同組合湯浅しめじ] ⑮ヘルシー・おいしい・自然がいい[鹿児島県菱刈町・鹿北製油] ⑯平田の豚は市場にゃいない[山形県酒田市・平田牧場] ⑰トリの輪のなかに“人”[鹿児島県出水市・マイル農協] ⑱365日乳が出る[岡山県津山市・ホクラク農協] ⑲食卓が青い海をまもる[高知県高知市・翔栄興産] ⑳大地がくれた宝物(上) ㉑大地がくれた宝物(下) ◎著者紹介◎ 矢吹紀人1953年東京生まれ 慶応義塾大学経済学部卒 主な著者:「夜明けの旗」「湘南学園物語」 「企業社会の扉をひらけ」(以上、労働旬報社) 「いのちへの証言」「北風よ夜明けに吹け」 「お母さんはビスケット」(以上、機関紙共同出版) |
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「産直ネットワーク」のページ 編集人:飯島信吾 ブログ:ある編集者のブログ 企画:インターネット事業団 制作: インターネット事業団(本メールにご連絡ください) UP 2022年03月02日 更新 2022年03月02日 更新 2022年03月03日 更新 2022年06月03日 |
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