HPのUP:2014年03月25日
旬報社は今秋創立65周年を迎える。小社をご指導いただいた故沼田稲次郎先生は、『労働法律旬報』誌上において健筆を振るわれ100本を超える論文を発表されるとともに、『著作集』全10巻を含め20冊余の単行本を刊行された。ここに「沼田稲次郎著作目録――人と学問の歩み」を掲載し、労働運動・社会運動とともに歩んでこられた研究の足跡を、先生の人間としての歩み、先生の思想の成熟と交錯させながら、あとづけることができたらと思う。
敗戦から平和と民主社会の形成という激動の時代を、労働運動・社会運動とともに歩んでこられた研究の集大成・「沼田稲次郎著作目録――人と学問の歩み」を収録。
沼田稲次郎
1914年(大正3年) 5月25日、富山県高岡市に生まれる。
1952年(昭和 27年)8月、東京都立大学教授(人文学部)に就任。
1965年(昭和 40年)4月、東京都立大学法経学部長に就任。
1973年(昭和 48年)4月、東京都立大学総長に就任(〜81年3月、2期8年)。
1997年(平成9年) 5月16日、死去。享年82歳。
◇編 集:旬報社編集部
責任者 :木内洋育
編集協力:石井次雄
制 作:飯島信吾
UP:2014年3月25日
更新:2014年4月18日
更新:2014年4月20日
更新:2014年4月26日
更新:2014年5月25日
更新:2014年6月21日
更新:2014年7月24日
更新:2016年5月23日
【本目録で読める項目】 「著作目録のページ」へ
(自著・共編著・論文等)
1950年 論文「ピケット権の法理(1)」(『労働法律旬報』第29号)
1973年 講演「社会保障研究会と社会保障の思想」(『賃金と社会保障』第625号)
1985年 論文「人間と国家――モスクワからアテネへの旅のノート」(『労働法律旬報』第1115号)
(座談会・鼎談・対談等)
1957年 座談会「労働運動の回顧と展望――1956年〜57年」(藤田若雄・太田薫・野々山一三『労働法律旬報』第259号)
1976年 座談会「戦後権利闘争と労働法学の課題――労働法学はいかにあるべきか」(片岡f・横井芳弘・本多淳亮・中山和久・籾井常喜『労働法律旬報』第900号)
1984年 対談「地域に根づく医療を求めて」(若月俊一『賃金と社会保障』第899号)
1989年 鼎談「いま改めて人間の尊厳を」(藤田勇・渡辺治『労働法律旬報』第1207号)