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医師として、市民として!

◆「水谷淳子のページ」(前耳鼻咽喉科開業医)へようこそ!

information新着情報


2024年11月21日
◆すいごごカフェ――2024年11月20日(水)
▽2020年4月~今年の7月まで、過去10回にわたって語ってきた「コロナ・・そしてワクチン」の話のふりかえり。
2024年07月24日
◆すいごごカフェ――2024年7月17日(水)
「コロナとワクチン総まとめ」 
2023年09月10日
◆水谷淳子さんに、たまには本業の話を・・と、昨年7月20日(水)に行ったすいごごトーク。「耳と耳寄りな話をします」がブログにアップされました。
2023年08月10日
◆8月9日(水)、恒例の会報(「月刊わらじ」、2023年8月号)の印刷、製本、製本、発送作業の日です。暑い中、せっせと作業をしました。850部を作りました。
2023年07月20日
◆7月19日(水)、 Lunch Cafe どっこいしょ & すいごごカフェ。
「5類になったコロナ総まとめ」 
2023年07月05日
◆すいごごカフェ――2022年12月21日(水)
「コロナ3年後の真実…風邪になり史上最大の薬害残り」 
 
2022年7月18日
◆すいごごカフェ――2022年7月20日(水)
「耳と耳よりな話をします」
2022年3月27日
◆すいごごカフェ――2022年3月30日(水)
コロナの感染と検査、ウイルスの変異、ワクチンについて。
 ▽当日のためのメモ。
2021年12月11日
◆すいごごカフェ――2021年11月17日
まずコロナとインフルエンザを比べてみました――「コロナワクチン 中間まとめ」
 ▽当日用意した、レジュメです。
2021年12月02日
◆すいごごカフェ――2020年4月15日【第Ⅰ部】
新型コロナを迎える社会――「かたきがなぜに慕わしい 」〈新型コロナ中間まとめ〉より。
2021年12月02日
◆すいごごカフェ――2020年4月15日【第Ⅱ部】
「在るのは無いものだけだ」――大本営発表のかげの「蔓延」■いま ここで生き、考え合った――〈新型コロナ中間まとめ:質疑応答〉。
2021年12月02日
◆すいごごカフェ――2020年9月16日
あやふやなまま煽られる危機感・ワクチン――〈新型コロナ中間まとめ〉。
2021年12月02日
◆すいごごカフェ――2021年02月17日【前編】
新型コロナ情報を読み解く

 
2021年12月02日
◆すいごごカフェ――2021年02月17日【後編】
新型コロナ情報を読み解く
2021年12月02日
◆すいごごカフェ――2021年7月07日【前編】
どうするコロナワクチン■変異によって致死率は下がる。
2021年12月02日
◆すいごごカフェ――2021年7月07日【後編】
どうするコロナワクチン■ワクチンの副作用死亡の実態
2021年12月02日
◆すいごごカフェ――2021年11月17日
「コロナワクチン 中間まとめ」




2024.11.21

「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年11月20日)

    
★11月20日のすいごごカフェ・ゲストは、水谷淳子さん(医師)。2020年4月~今年の7月まで、過去10回にわたって語ってきた「コロナ・・そしてワクチン」の話のふりかえり。
 「医者になって55年余。この4年間は初めての経験が多かった。私はあえて、感染防御態勢は取らず、ワクチン接種もしなかった。」
 新型コロナワクチンは『感染症を防ぐことはできないが、重症化を防ぐ』と厚労省は言ってきた。インフルエンザワクチンでも、同じことを言っている。
 実際の効果はどうだったか?追加接種率が世界でトップの日本がコロナ感染者が最多とは。ワクチンを打つほど、コロナにかかりやすくなる?
 初代ワクチン接種推進担当大臣の河野太郎氏。「アメリカで2億回ぐらいワクチンを打って死んだ人はゼロ」、「ワクチンの責任はすべて私がとる」、「運び屋の私が後遺症について責任を取るという発言をしたことがない」、「ワクチンデータの誤りは大したことない」・・・・・
 そして、今年も始まったワクチン定期接種について。また、世界で問題になっている日本の超過死亡の多さについて。コロナワクチンの副作用が史上最大の薬害と言われている状況について。
 独立行政法人医薬品医療機器総合機構では、新型コロナワクチンを接種した後の医療機関からの「副反応疑い報告」が3万7091件出されている。うち重篤症例は9014件で、そのうち死亡報告は2204件だが、同機構はその99.4%を「因果関係不明」としている。医療機関からの報告では、心筋炎、心膜炎、血栓症が多い。その他、自己免疫疾患、ウィルスの再活性化、悪性腫瘍など、直後、中長期的な副作用の報告が出されている。
 いっぽう、「予防接種後健康被害救済制度」に市町村を通して本人・家族が救済申請を行った件数は、1万1942件であり、うちワクチンによる健康被害として国から認定されたのは8226件(7割)。「ワクチン接種と死亡との因果関係が否定できない」と認定されたのは867件。
 *      *      *      *      
 11回目の今回は、会場と多岐にわたり、多彩、多声な応答。
 「デング熱、マラリア等、こわいと感じるか?」
 日本にいるから、身に迫った危険はないから。流行している地に行くとなれば、話は別だけど。
 「国境なき医師団はワクチンを必要と言ってるが」
 言ってますね。だけど、爆弾などでいつ殺されるかわからない地にいて、死ぬ原因が爆弾で怪我したとか、飢えとか・・それを考えると、ワクチンは一番目に必要なものではないような気はしている。
 「HPVワクチンの被害者を取材しているが、副作用の情報とかすごく制限されている。すべての情報を明らかにして、うつ・うたないを決めることが必要なのではと思う」
 HPVのワクチンに関して言えば、子宮頸がんに対して、ワクチンがそもそも必要なのかと思う。ヒトパピローマウィルスに感染しても、その大部分は何年かして消滅してしまうし、ワクチン接種してもその後定期的な検診が必要とされている等、生活をかけてワクチンを接種する意味はあるのかと思う。定期的な検診のほうに力を入れてもよいと思う。
 「米国でトランプ大統領が厚生長官にロバート・ケネディ・ジュニアを指名。同氏はワクチンに対して異を唱えているが・・」
 そうですね。どんな風になるか、興味がありますね。
 「私は昼2時間寝て、夜3時間寝るという生活。人に言うと、いろいろ言われるけど・・・」
 何時間寝なければいけなということはなくて、それで自分が困っていなければ、それで生活のリズムが取れていれば、他人がとやかく言うのは大きなお世話と流せば。
 「やたら信用してワクチン打つと危ないってことですね」
 2022年にアメリカでファイザーが裁判に敗訴して、おびただしい副作用情報が開示された。2022年4月に川田龍平議員が国会でワクチンの副作用について質問し、厚労省は答弁をしていて、このファイザーの副作用情報を知っていたのだけれど、新聞やTV等もとりあげなかった。日本は情報が出ないように操作されていると思う。
 「製薬会社が悪の根源?」
 最初にワクチンを国が購入する時、<どんな副作用があっても製薬会社は責任を負わない>という約束をして、ワクチンを買った。だから製薬会社はもうける一方で、責任は取らないという仕組みになっている。

あなたも、どうぞ「ごちゃごちゃした 関り」に加わっていただけませんか。






 



2024.07.24
山下浩志(facebookの発信

(2024年7月21日)



▽7月17日のすいごごカフェ。ゲストは久々の 水谷 淳子さん(耳鼻咽喉科医師)。
 題して「コロナとワクチン総まとめ」。
 「たいへんな人もまだちらほらいることはいるけれど・・」と語り始める。――[2024年07月17日(水)の模様]。[作成日時 : 2024年07月21日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
    

まさにその遅れてきた「たいへんな人」が、私も含めて、この世一緒周辺にいる。すいごご進行役の日吉さんも家にこもっている。
 だが、曰く「コロナは大部分はふつうの風邪にもうなっている。人口の3分の2が感染して自然免疫を持っているんで。そのくらいいると、ひどい感染は起こらないだろう。」
 だから、「そんなに(私たちみたいに)騒がなくっても、ほぼ落ち着いていく」と。
 それにつけても、コロナワクチンの副作用について、日本は特にひどい状況と語る。
 「日本は、すごく情報がコントロールされている。」
 なんと、アメリカでは「75年後に公開する予定」とされていたファイザー社の治験データが、テキサス州の裁判所命令で、2022年春に開示されていた。
 それによると、2020年12月1日からの3ケ月間に、死者1223人、好ましくない作用15万8893件が記録されている。副反応報告では、48種類の自己抗体の出現と38種類の自己免疫疾患(免疫が自分自身を攻撃して病気になる)が発症する可能性があると。
 そして、2022年夏ごろまでに、さまざまな国の医薬品安全監視機構から危惧すべき多数の好ましくない事象や死亡例が報告されている。EUの欧州医薬品庁が160万件に上る有害事象のデータを公開した。
 だから、2022年9月頃から、デンマークは50歳以下、スウェーデンは18歳以下、イギリスは15歳以下には接種を推奨していなかった。各国はワクチンを控え2回目ぐらいで終わった。なのに、日本は7回もやった。世界で最もワクチンを打っている。日本は世界の情報を伝えることなく、ワクチンを打ち続けた。
 テキサス州で開示された治験データについても、国会で薬害エイズの被害者である川田龍平議員が質問して、初めて公けになった。
 日本ではワクチン接種後に起きた死亡事例や症例について、予防接種法に基づいて医師や医療機関に副反応疑い報告を求めている。ワクチンとの因果関係が否定できなければα、認められなければβ、情報不足などにより評価できなければ評価不能のγの3つに分類しているが、99%が評価不能とされている。
 耳鼻科関係では、帯状疱疹、顔面神経麻痺などが明らかに増えている。水痘・帯状疱疹ウィルスに対する免疫力の低下。さらには免疫力全体の低下がみられる。
 結果的には今回は見送られたが、2025年5月にWHO「パンデミック条約」が決められようとしていた。世界中のすべての国民が、ワクチン接種や渡航に自由の剥奪などを強いられる。
 いっぽう、地方自治法が6月19日、参院でも可決。大規模災害や感染症など「国民の安全に重大な影響を及ぼす事態」が発生した時、個別の法律に規定がなくても、国が自治体に対して必要な対応を指示する権限を創設した。
 手作りのコロナ年表を眺めながら思う。この4年あまり、こんな遠くまで来たんだなあと、ふりかえる。
 お互いの距離をくりかえしたしかめてみる。














2023.09.10
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年9月6日)


▽コロナの話を何度もしてもらっている、私の連れ合い 水谷淳子さんに、たまには本業の話を・・と、昨年7月20日(水)に行ったすいごごトーク。「耳と耳寄りな話をします」がブログにアップされました。――[2023年07月20日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年07月20日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
    

「私の学生の頃は大学闘争というのがあって、卒業式も1年半ボイコットした。その後9月にゲリラ的に卒業試験を受けて、国家試験も受けて医師免許は取ったんだけど、このまま医者になるかどうしようと思いながら大学病院の精神科で働いた。
 でも、勉強会でむつかしい哲学書を原語で読まされたり、こんなのつまんないだろうなと思いながら作業療法の作業を患者にさせていたり、批判しながらも電気ショックを臨床の場でやったり、だんだん自分の気持ちとの落差が大きくなってきて辞めた。
 そこで、何が一番早く一人前になって稼げるかと考えた時に、耳鼻科かなと思って。ところが、耳鼻科になるのはとんでもなく大変だった。耳というのは聞くだけじゃなくて、体のバランスをとったり、いろんな働きをするところで。学生の時はほとんど勉強しなかったから、卒業してから耳鼻科になろうとしたこの時が一番勉強した。
 でもなんとか50年、そんなにミスしないで仕事して食べてこられたんで。」










▽山下事務局長のブログへ。
  ▽前編
  

  ▽後編
  




   
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2023.08.10
水谷淳子(facebookの発信)
(2023年8月9日)


◆8月9日、第2水曜日は恒例の会報の印刷、製本、製本、発送作業の日です。暑い中、せっせと作業をしました。850部を作りました。
8月号の特集は「わたしのなかの戦争」です。


戦争と選択               今井堅登
戦争・・・               鈴木久美
「オエヴィスの生活がはじまった」    藤崎稔
我が家の家訓              田中美恵子
戦争は国民を犠牲にするもの       竹迫和子
戦場に行った祖父からまだ直接話を聞けた頃の思い出
                    関根華子
闘い済まないで日が暮れて        織田茉莉子
交通戦争の苦悩と奇跡 「路面電車の新規開業」 
                    樋上秀
今日は、夏休み中の中学生3人が作業に参加してくれて作業がはかどりました。私にとってはひ孫のような世代の人が参加してくれると嬉しくなります。最近は、克己絵日記、手で読もう・手で話そう、フラッシュバック研究、希望亭の味、など以前から連載物を書いている人たちに加え、しんご絵日記、ナオトニー先生のギャルもの、柴田さんの時事もの、藤崎稔さんの半生記ものなど障害のある人たちの投稿が増してきていてうれしいなと思います。
お昼ご飯の後、恒例の反省会というか近況報告会をしました。今日は巽編集長がお休みでしたので、司会は関根さん。
来月9月号の特集は「君たちはどう遊ぶか」です。原稿お待ちしています。


新興感染症の世界的流行に備え、東京大が国内の研究機関や創薬新興企業が開発したワクチンを即時に製造する新施設を24年度にも稼働させるという。治験を迅速化するため。コロナの流行以前ワクチンの新規開発は実用化までに10年はかかるとされてきた。日本を含む先進7か国首脳会議では100日以内にワクチンの実用化を目指すと提唱している。(7,18読売)今回のコロナワクチンは300日で開発・実用化されたという。
コロナワクチンはどうだったのか。日本は世界の中でもダントツにワクチン接種率が高かった。国民の80%、高齢者では90%以上がワクチンを接種した。それでもコロナ流行の波が8波まで観察され、厚労省は、ワクチンは感染予防効果はないが、重症化予防に効果があると接種の理由を変えてきた。そして9月から生後6か月の子どもを含めての接種を勧めている。
ワクチン接種による副作用はどうであったか。厚労省は、7月28日現在、2180人がワクチン接種後に死亡したと公表した。健康被害救済制度で申請を受理されたのは7月14日現在8138件。被害認定を申請しているのは36,000件。史上最大の医療被害である。
2022年、アメリカとEUでファイザー製薬が敗訴して社外秘だったコロナワクチンに関する副作用の分析結果を開示した。2022年⒓月からの3か月間に収集された副反応報告では、48種類の自己抗体の出現と38種類の自己免疫疾患が発症する可能性について触れられている。自己免疫疾患の種類は、血液、消化器、脳神経、呼吸器、循環器、腎臓、内分泌、皮膚、耳鼻科領域、眼科領域など身体のほぼすべてにわたっている。
こんな重要な情報もほとんど明らかになっていない。10年かかっていたものを100日に短縮するということは、国民を同意なく治験の素材にしようというものではないか。まずはすべての情報を開示して、コロナワクチンは何だったのかということを検証することが大事ではないか。
【出所】「小さな新聞」(「月刊わらじ」、2023年8月号)

 

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本ページは、世一緒で毎週水曜日に開かれている「すいごごカフェ」で発表されたもの。
毎回、速記から原稿を起こし、山下浩志さん(NPO障害者の職場参加をすすめる会事務局長)のブログ《「障害」というしがらみ編み直す》に掲載されているものを、一挙に読めるように著者の水谷さんの了承を得て編集した。 



2023.07.05




2023.07.20
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年7月20日)


▽「5類になったコロナ総まとめ」――[2023年07月19日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年07月20日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
    

5月8日より5類になったコロナ。約5千の医療機関からの定点観測結果で、ほとんど普通の風邪になっている。なのに・・・・
 日本のコロナワクチン追加接種率は世界でもダントツ(6回目の接種が始まってる。欧米では2回位)。なおかつコロナになった人も多い。なぜか?ワクチンを3回接種すると、オミクロン株に対する免疫が抑制され、打ては打つほどコロナにかかりやすくなる。
 では自然にコロナに感染した人の免疫は?長期にわたり強固な免疫をもたらす。5月に日赤の献血で残った血液を調査した結果、全国平均で42.8%が抗体Nを保有。20歳くらいの元気な若者の60%が自然感染することが終息への流れなので、その方向へ向かっていると言える。
 いっぽう昨年3月ファイザーは敗訴して、社外秘だったコロナワクチンの副作用分析結果を開示した。48種類の自己抗体の出現と38種類の自己免疫疾患発症の可能性が示された。
 今年3月、WHOはコロナワクチン接種について、新たな指針を出した。高齢者、基礎疾患・免疫不全ある場合、医療従事者に対しても、感染状況で変わるので定期接種には言及せず。60歳未満の健康な成人及び基礎疾患のある小児に対しては、2回目以降の追加接種は勧めない。健康な小児に対しては、感染状況、費用対効果他を考慮して決定すべき、などと変更された。
 これに対し、厚労省は生後6ケ月からのすべての年代を対象に9月以降に接種を行うべく、オミクロン株派生型XBBに対応したワクチンを導入する。
 いま第9波が始まっていると言われるが、この波は学校を中心にした感染で19歳以下が3分の1。元気な若者に感染が拡がると、ウィルスはおとなしく変異してゆき終息へ向かう。
 世界でもダントツのワクチン接種率、ワクチン死が無視される、電車や店内でもマスクが多数派、そして発症者が出ると感染させた「犯人」探し・・・これらはとりわけ日本社会の縮図。
 あらためて私とあなたの関係の現在を問い直そう。今日参加したみんなの話を聞きながら思った。









   
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2023.07.05
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年7月4日)

◆7月19日(水)
 水谷 淳子さん(耳鼻科開業医)
 「5類になったコロナ総まとめ」
 国の副反応疑い報告制度で2000人がワクチン接種後に亡くなったと報告されているが因果関係を認めない国に対し54人の遺族が裁判準備中。見えない戦争が街に迫り、相互監視が強まる社会で、マスクを外して語り、つながる人々。



▽「コロナ3年後の真実…風邪になり史上最大の薬害残り」――[2022年12月21日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年07月04日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
    「水谷淳子のページ」にUPしました)

 よいタイミングで、ブログにアップされました!
 コロナウイルスはとても変異が早い。ちょうど1年前に第6波のオミクロンが始まって、今は第8波に突入してると言われてる。当然感染する人は多いけど、重症化率を見てるとすごく下がってきてる。
 デルタ株の時には致死率が2.5%だったんだけど、オミクロンでの致死率は0.48%で、今は季節性インフルエンザより低いと言われている。だから、一般的な風邪のウイルスの中で4つコロナのウイルスがあるけど、5番目の風邪のウイルスになってきてるんじゃないか、と現場にいる医者は思ってる。
 打てば打つほど役に立たない抗体が増えてくことを“抗原原罪”と言うんだけど、こうしてワクチンを何度も打つと免疫ができないから、またすぐにかかってしまうのではないか。そして、かかった時に自分の免疫が働かなくなって、持病を重症化させるんじゃないか…と、こういった論文なんだけど、これは日本でも免疫学者とかを中心に言われている。
 世界で比べると日本はワクチン接種した人の数がダントツに多い。超過死亡数を見ると、ワクチンを接種した波と少しずれて重なってきてるもんだから、超過死亡が多いのはワクチンを接種したためじゃないか
 国は、ワクチンで亡くなったら死亡一時金4420万円と葬式代を出すと言っていて、厚労省がワクチンの副作用部会を作って検討しているけど、滅多に認められない。亡くなった人が2000人近くあがってきてる中、11月7日までに認められたのはようやく10人。国に訴えるとしても、今まで起きた公害や、医療事故、子宮頸がんのワクチンの問題もそうだけど、被害者側が因果関係があるんだということを自分達で証明しないとダメでハードルが高い。こうした都合の悪い話は政府は公開しない。
 こうした問題は政府もわかってると思う。専門の人がいっぱいいるわけだから。でも利権がすごいから。それにコロナ対策をやってると政治をやってる感が出せるから、反対意見が通らない構造になってるんじゃないかと思ってる。それに、医療関係もコロナバブルみたいなものがあるから。

https://room-yellow.seesaa.net/article/499905841.html

https://room-yellow.seesaa.net/article/499906010.html









2022.12.22
▽「コロナ3年後―報道されない真実を探る」――[2022年12月21日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年12月22日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
    (「水谷淳子のページ」にUPしました)






△上の写真をクリックして、山下さんのfacebookへ。

・【資料へコメント】

▽水谷 淳子:これらの表は、本間真二郎先生の表をお借りしています。とても分かりやすいので。
   →本間真二郎先生のfacebook


   
△上の写真をクリックして、山下 浩志のfacebookへ。








2022.07.18
 





【テーマ】


「耳と耳よりな話をします」
 耳ってなぜあんな形?音はどうやって聴こえる? 耳の病気とその移り変わりは? 耳ではないが耳よりな所の病気って?3月3日でないのに聴けるよ、耳より情報。
















▽2021.11.30

 





【第Ⅰ部】











 ロミオとジュリエットのように  



 ウィルスが体の中に入って来るっていうのは、受け手がいて、誘われて細胞の中に入ってくる。喉とか肺の細胞の中に、ACE2っていう酵素がいて、ウイルスに手を伸ばす。ACE2がウイルスを体の中に引き入れちゃう。誘導する力が人間に備わっている。ウィルスは高等生物とか恐竜がいた頃からいるのものじゃないかといわれていて、ずっと共存してきた。





深いつきあいだからこそ重い結果にも


 じゃあなぜ重症化するかというと、ACE2という酵素は血圧とか炎症とか免疫をコントロールするRASの働きを抑える酵素なんだけど、RASが勢いを持つと血圧が上がったり、免疫のコントロールが悪くなったり、炎症反応が上がったり、つまり老化の状態になる。RASを下げる働きをするのがACE2という酵素。そのACE2に導かれて、コロナウイルスの一部が細胞の中に入って増殖するわけ。暴力的に入ってくるんじゃなくて、引き込む働きというのが体の中にある。ウィルスとACE2というのが合体するので、ACE2の力が下がっちゃう。そうするとRASの動きが強くなって免疫が下がっちゃったりする。元々、病気持ちの人とかは老化の状態なわけなんだけども、一挙に進むから、報道で言われている高齢者とかは重症化しやすいのは、そういう理由。





ウィルス感染と生体防御


 ウイルスが入ってくると潜伏期というのがあって、インフルエンザと比べて長い。感染して1週間目は無症状か、風邪の症状が出るか。2週間目くらいに、治る人と重症化する人のグループに分けられる。なぜかというと、免疫系が最初に入って来た時に自然免疫が働いて、どのウイルスが入って来ても広範囲で反応して体を守る。その後で入ってきたウィルスに対応した抗体が、これを獲得免疫というのだけれど、この抗体ができてくるのにだいたい2週間くらいかかる。うまくウイルスをやっつけることができた人はいい。ダメだった人は次の段階に進んで、重症化すると言われている。


検査制限で真の死亡率がわからない日本


 うまくいく人達が結構多くて、8割。2割が重症化して、酸素吸入とかエクモ(血液と酸素を外に出して供給する医療機器)を使って治療する。死亡率は確定してないが、日本の報道を見てるとすごい高い。普段のインフルエンザの10倍くらい。コロナウイルスは今までも猛威をふるっていて、2002年にSARSコロナウイルス、2012年にはサウジアラビアでMERSコロナウイルスが流行した。それよりはちょっと弱いんじゃないかって今の時点では言われている。

 死亡率は最初は高く出ることが多い。最終的に分母が増えるので、死亡率が下がって来る。日本の今のは分母がめちゃくちゃなんで全くわからない。ドイツ、韓国、中国はかなりきちんと検査して統計が出ている。日本はなんでこんななのか。検査が本当に少なく、検査希望しても95%くらいは拒否されている。患者さんが来て、怪しいと思っても検査の検体が出せない。





信用できない日本の新型コロナ統計の背景


 3月29日に、春日部保健所から手紙が来て、春日部っていうのは23万都市なんだけど、1日で検査できる枠が3人分しかないと。1週間で15人。検体をとってくれるところがないから手をあげてくれという手紙だった。だいたい検査をしてほしくて医者にかかっても、条件が厳しくて、開業医の方で出してもダメだと言われているから自宅で様子を見てくださいとなる。なんで検査数を絞っているのかというと、利権がすごい絡まっているんじゃないかと思う。たくさんのデータが集まると収拾がつかなくなるし、国立感染研究所にデータを絞りたくて、そうしてるんじゃないかってネット上でも言われているけど、そうなんだろうなと。大きな病院で検査するところが少しずつ増えてはいるけど。日本の統計は全く信用できない。





もうかなりの人が感染しているのでは


 ドイツでは最初、住民の5%くらいが感染してたんじゃないかと言われていた。抗体検査をしたら、15%くらい。最初思っていたより大勢の人が感染していて、あんまり症状を出さないで治っている。日本で騒いでいるけど、もうものすごい数の人が感染しているのではと思う。PCR検査というのは、喉とか鼻の粘膜に棒を突っ込んで、ウイルスの中の遺伝子を増幅させて、遺伝子が多いかどうかを見るんだけど、増幅させるのに時間がかかる。日本のシステムは保健所に持って行っても各々で検査をできるわけじゃないので、衛生研究所に持っていく。埼玉は吉見に衛生研究所があって、保健所で集めたものを吉見で検査するが、検査の結果を出すのに5,6時間かかる。結果が出るまでだいたい2日。ものすごい非効率的なことをやっている。実際かかって治ってる人はすごい多いんじゃないかと。





クラスター対策~PCR検査に偏った専門家会議


 もうひとつ、抗体検査というのは新聞だとかネット上にも出てきているんだけど、特定のコロナウイルスだけに反応する獲得免疫という値を調べて、うつっているのかうつってないのか、うつっても治っているのかがわかるのが抗体検査。それをやった方がいいんじゃないかって言われている。だけど、国の専門家会議と日本感染症学会っていうのがあるんだけど必ずしも意見が一致してはいない。専門家会議はクラスター、クラスターって言って追っかけている。感染症学会には、かなりの人に蔓延しているから、もうそんな時期じゃないという人もいる。専門家会議は、PCR検査だけしか言わない。それも衛生研究所だけでなく、他の民間の検査会社にできる能力はあるんだけど、ほとんど発注しない。ぼちぼち発注してはいるけど。


公衆衛生、疫学が衰退し先端医学が栄える現場


 なんでそうなっているかというと、私が学生の時は公衆衛生や疫学の教室というか、学科があった。それが地味だし儲からないからだんだんなくなってきた。今はかろうじて大学院にちょこっと残っているくらいで、公衆衛生の教室を持っているところがない。感染症研究所は、病気の広がりとか情報を研究するところの疫学とか公衆衛生の部門がなくなっている。先端医学、ワクチンを作ったり、薬を作ったり、そっちの方の勢力がものすごい強くなってて、保健所も17年くらい前と比べて半分くらいになっている。保健所もそうだし、地方の衛生研究所もどんどん小さくなっていて、予算も3割くらい減っている。こういう時に現状はどうなのかとか、きちんと国の方針としてどうすればいいのかっていうのがちゃんと発信できないようになっちゃっている。遺伝子工学とかワクチンの開発の研究が儲かるということで。地味なところというのは陽がささなくなって。さいたま市の保健所長が検査を絞っていると叩かれていたけど、私はすごい大変だろうなと思う。





医療崩壊防止、感染終息の見込みを抗体検査で


 だんだん日本の中でも抗体検査のキットができたと言われて売り出しているけど、なかなかそれも手に入らない。私は開業医だから、自分がうつっているかどうか、ひょっとしたらもうなっちゃっててとかそういうのを知りたいからずいぶん早くから申し込んだけど手に入らない。国の方針としては抗体検査はやらないんだけど、医療関係者はものすごい欲しがっている。医療関係者は自分達がうつる可能性があるかとか、もううつっていて抗体ができてるんじゃないかとか、自分の状態をものすごい知りたいから医療関係者がガーっと申し込んでいるから手に入らない。だからぐちゃぐちゃになっている。政府は1カ月後までに収束とか言っているけど、感染症というのはそんなに簡単に終わるわけがないわけで。ピークがどこにあるかというのをコントロールしないと。医療崩壊と言われているけど、1カ月我慢すればウイルスがなくなるわけじゃない。なだらかにかかるようにしているだけ。集団免疫にもっていこうと。最初どこの国もそうだった。イギリスとか。




せん滅でなく共生を探る


 日本では集団免疫という言葉は大っぴらには全く出てこなくて。感染症というのはそもそもうつっていくわけ。ウイルスはものすごく強くなって、人を全滅するような力は持ちたくない。人間自体が死んじゃうと、ウイルスが生きていく術がなくなっちゃうから。かなりの人はかかっちゃうけど、細々とウイルスが生きてく。どのくらいの人がかかるとあんまり問題なくなるかというと、60~70%の人が感染を起こすと大丈夫になるかと。コロナの場合はだいたい1人が3人にうつすといわれていて、10人がいると30人にうつす。2週間の間に40人。どんどん増えていくっていうのが感染症。3人のうち2人がもうかかっていれば、1人がかかってもうつさない。そうするとそれが66%~70%の人がみんなうつっちゃえばあんまり死ななくなる。1人がうつすのが1以下になればもううつらないという計算で。だいたいどこの国もそれを目指している。





 一度になると大変なんで、かかった人も医療者側も死ぬし、でもなだらかになればってことでやっている。ウイルスをせん滅しようなんてのは、そんなことありえないわけで。みんなが好きな「共生」をしていこうってこと。ウイルス自体は人間を殺そうとは思ってない。体のなかにウイルスっていっぱいいて、病気になる人はいるけど。そういうウイルスを持っていても発病する人もいるししない人も。たとえば水疱瘡のウイルスは、かかったら神経の根元にずっといて、年をとって免疫力が下がったりすると、帯状疱疹になることもある。体の中にはいつもウイルスがいて共生している。








▽2021.11.30
 





【第Ⅱ部】



■いま ここで生き、考え合った――〈新型コロナ中間まとめ:質疑応答〉 




 ウィルスの変異とは  


松丸:マスコミが感染者数ばっかり報道して、煽っている感じを受ける。インフルエンザでも日本で毎年3000人以上の人が亡くなるという。ウィルスは変異がすごく速いというのが細菌感染とちがっていて、常に新しい型が生まれて感染が広がるというけれど、新型コロナはどうなのか?

水谷:信じられるものってあんまりないと思うんだけど、新型インフルというのは2009年に騒がれたけど、変異がすごくて数年後には通常のインフルエンザになっているわけ。そのインフルエンザの変異よりコロナのほうが変異のスピードは遅いと言われている。今流行っているコロナは遺伝子のレベルで見ると3つくらいのタイプに分かれていて。今流行っているのはどこからきたものかってだいたいわかるようになっている。





ふれあうことの重要性


日吉:水疱瘡のウイルスは、かかったら神経の根元にずっといて、年をとって免疫力が下がったりすると、帯状疱疹になることもある、体の中にはいつもウイルスがいて共生しているっていう話があったけど、ウイルスが体の中にずっといるってことは感染ってこと?

水谷:抗体検査をやれば最初の感染なのか、元々感染していたのかっていうのがわかるけど、帯状疱疹はわかりやすいから実際は検査しない。最近は小さい子は水疱瘡のワクチンをうっている。1回かかれば、ずっとその抗体が長生きしているかどうかというと、だんだん免疫は劣化してくる。抗体が減っていく。
 だけど、小さい子が水疱瘡をやって大人が触れると、水疱瘡は発症しないけど、子どものころ感染した記憶がよみがえり、抗体がいちだんと元気づけられて、帯状疱疹が出なくなる。これをブースター効果というんだけど。
 最近、帯状疱疹になる高齢者が多い。なんでこんなに多いのかと、内科の人も言っていた。最近水疱瘡の子供がいないので、「ブースター効果」ができなくなっちゃってるんじゃないか、それで高齢者にワクチンを使うという流れになっている。
 私もインフルにはずっとかかってないんだけど、医者だからインフルの患者にちょっとずつ触れているからだと思う。ウイルスとか細菌には、ふれあってないと抗体はできていかないということだと思う。





ウィルスと環境破壊


松丸:こうもりとかひとこぶらくだとかがコロナと共生しているっていうけど、実際それが問題なのか?それとも、ウイルスはどこか別のところにいて、それらを媒介として、人間界との接触によって感染をひき起こすのか?
水谷:どこかにいてっていうのはありえない。ウィルスはひとりでは生きられないから。野生動物乱獲とか森林破壊とかそっちの問題。動物が生きられない状態を作っちゃうと、生き残るためにはどうしようかとウイルスが変異したりして、他のもの、住みつくところを探して、森林から果樹園、さらには養豚場というような経路をたどって、最終的に人間の中でも住み着くように変異していく。RNAウィルスは、変異するのは簡単なので、企業が森林を破壊し続けている現在、そういう意味では世界中危ない。だからといって、この社会は経済活動とか生き方を変えられなくなっちゃってるから、これからも新たな感染症が拡がると思う。





保健所の位置、医療機関の状況


澤:ずっと検査が問題になっているが、いまの医療制度の中で、僕らのかかりつけの病院と地域の中核の救急病院とか、保健所というのはどういう位置関係にあるのか? 病院から保健所に電話してもらって、PCR検査を受けられたり、受けられなかったりするという。発熱や咳が出て心配している本人や個々の病院では、PCR検査を受けられるかどうか判断できない。最初のコロナの問題が始まった時に、制度っていう問題があったと思う。基本的な仕組みを教えてほしい。
水谷: あんまりよくわかんないんだけど、診療所を作る時に保健所が監査に来る。それ以外は保健所は開業医とはあんまり接点はない。監督機関としてはあるけど。保健所の実態調査みたいなので、何人患者が来て、何人従業員がいてっていうのが毎年あるけど。コトが起きない限り、ふだんは影が薄い。
 感染症法というのがあって、新型コロナは指定感染症として定められた。指定感染症になると、診断した医師が保健所に届け出る義務が生ずる。それを受けて、都道府県知事及び保健所設置市長等に以下のような義務が生じる。「積極的疫学調査」といって、感染症が疑われる患者又は確定患者の、行動歴の把握、接触者の追跡調査など。これが「濃厚接触者」、「クラスター対策」ということ。その他、PCR検査や就業制限、隔離入院などを勧告し、従わなければ強制的に行わせることになる。入院先は感染症指定医療機関。ここに軽症や無症状の人まで隔離入院させることは、重症者や他の病気で入院が必要な人の治療体制を圧迫すると問題になっている。
 指定感染症2類の人はどうするかっていうのが書いてあって、ルートが決められちゃう。範囲が狭められて対応できなくなっちゃってる。指定感染症を外せっていうのが意見としてものすごいあるんだけど、専門委員会が機能していないようで。全体を見るような機関がない。最初に指定感染症って分類したのが外せなくなっちゃってる。どこが指導するかって勢力争いもあったと思う。大元の国立感染症研究所がデータがほしかったのと、ワクチンとか薬の開発とかの利権がものすごい絡む。今、無症状の人も軽症の人も全部隔離をしてしまって、にっちもさっちもいかなくなった。
 PCR検査というのは精度が60%くらいだと言っていて、おまけに縛りが強くて、病院で陽性者が出ると一定期間休まないといけないから麻痺しちゃうし、どこの病院もやりたくないって。感染防止も大事だけど、他の病気ももちろんあるけどスルーしちゃう。熱が出てるってだけで断る診療所も。診ないで薬を出したり。
 オンライン診療もすごい利権絡みだと思うんだけど、そっちも導入しようって。オンライン診療会社っていうのがあって。病気になった人って自分の体調をきちんと伝えられるかっていうと、そんなに正確に伝えられない。とても怖くて私なんか初診の人にオンライン診療なんかできない。





検査は万能じゃない


大坂:一昨日あたり他の障害者団体からメールが入っていて、Hさんっていう脳性麻痺関係の人が熱が出たから病院に相談したら、解熱するまで様子を見てくれと言われて、翌日も変わらないんで保健所に電話して様子見て、3日目はどこも受け付けてくれなくて不安になってくるって内容だった。
 2週間待っていてくださいとか、私も実は言われた。台湾から帰って来てから、熱が出てずっと休んでいて、厚生労働省に電話したら同じことを言われた。4日間続いたら地元の保健所に相談してくださいと。こちらとしては、コロナになっているのか全然違う熱なのか、それによって不安を払拭したいのに、何の解決にもならない。抗体検査でわかるのであればそこを推進してもらうとかしてほしいのだが。
水谷:検査というのも万能じゃない。PCRも。抗体検査も、感染して発症してすぐにきちんと出るわけじゃない。潜伏期間というのがインフルよりずっと長い。風邪症状になっているのが長い。コロナウイルスが入って来てすぐ抗体検査しても陽性には出ないことが多い。少し症状が出てからじゃないと。感染してから2週間くらい経ってからの抗体検査の結果が信用できるといわれている。
 熱が出て4日目くらいでその時点で検査して、陰性だと出ても、その時点の抗体検査は、50~60%しか陽性に出ないといわれている。医者が見ても、熱の原因が扁桃腺が腫れてるとかはっきりしているものがあればいいけど、なんにもなければ、コロナかもしれませんねって言うしかない。診てわからないので。





「クラスター」、「三密」の日本のおかしさ


山下: 日本の場合、「積極的疫学調査」と称して、帰国者や感染者に濃厚接触した人ををつかんで、「クラスター」を一網打尽にしようという作戦なんだよね。だから、PCR検査というのもそういう人しかできませんよと。感染ルートをかなり飛沫感染にしぼって、ヒトからヒトにうつるから、それをずっと追っていって芋づる式に捕まえていって、対策を考えましょうっていうのが基本だと。そう考えると、「三密」がだめだと。そういうところに出て行かないように自粛しましょうと。公共の場所を閉鎖しようと。その禁を破った者が感染してほかの人に感染させるんだという論理で、犯罪者扱いにつながる。自粛ファシズムになる。(下図は、専門家会議のメンバーによる資料だが、みんなが感染源になるんだ発信している)





 でも感染というのは濃厚接触者だけじゃなくて、全然知らない人とかが接触したモノを触って、一切濃厚接触はしてないんだけど、ヒト・モノ・ヒトというルートで感染すると。接触感染を考えると、誰が誰に感染させたかはわからない。そういう感染ルートも大いにありますよと。患者さんがトイレ行ってまたどこか触ったら。克己君なんか常に手を触って会話しているから。ルート追っていってもわからない。
 だから全体の感染がどれだけ広がっているかっていうのは、抗体検査しないとつかめませんよということになる。そして、ヨーロッパとか期間を区切って、徹底した閉鎖したりして、ヒトからヒトだけじゃなくてモノからヒトも一定期間断って、感染のスピードにどれだけブレーキをかけられるか試すと。最終的には半数以上が感染しなくては収束しないのははっきりしてるんだけど。そういうのがほんとうの「疫学調査」。
 この2つで、今トランプが抗体検査を大勢にやるって言っているのはそういう意味合いがあって、感染するのが激しい形でいくのか。ゆるやかな感じでおさめていくのかっていう。日本はゆるやかにって言っても、濃厚接触者しか追っかけていないから、あたかも「感染を抑え込むのに成功した」とか、「また緊張がゆるんだ」とか言ってるけど、何の根拠もない。はっきり言えば錯覚に近い。
 日本は疫学調査もろくにしないで、抗ウィルス薬やワクチン開発は世界と競争で進めている。もともと世界一薬好きの国として有名だから。でもここらでみんな考え直さないと。





アビガンとワクチン


水谷:アビガンはタミフルとかと働き方が違って、タミフルは細胞の中で増殖したウイルスを外に出るのを防ぐんだけど。アビガンは増殖そのものをストップする。RNAウイルスに効果があるんじゃないかって。2000年くらいに富山県のちっちゃい会社で開発された古いもの。富士フィルムが買収して作っている。十数年間、厚労省からの許可が降りなかった。動物実験で催奇形性があるということで。精巣にも取り込まれる。それで、2014年に、ようやっと許可が下りたんだけど、許可は新型インフルエンザにだけ使うならってことでおりたんだけど、RNAウイルスに有効ということで、政府が2000万人分備蓄している。今それはものすごい人体実験されている。
 薬が効いたかどうかっていうのはわからないんだけど、対症療法だけでも治る率っていうのは高いわけ。よくなったといっても薬でよくなったのか。何もしないでもよくなったのかがわからない。開発した人はなんて言っているかというと、症状が出始めた初期に使わないと意味がないと。5,6日目に使わないと意味がないと言っている。


アルコールと手洗い、マスク


山崎:ウイルスって単体でいた時にはどれだけ生きている?手洗いやマスクの意味は?
水谷:つるつるのものは2,3日とか。ネットで見ると出てくる。ただ、呑み込んで胃に入っちゃうと、胃酸でやられて、腸にはさっき言ったACE2がいて引き入れちゃう。
 アルコールしゅっとやって効果があるかというと、気持ちの問題もある。手洗いは石鹸も、ウィルスの周りの脂質を融かすってことでいいんじゃないかと言われる。洗いすぎて皮膚を傷つけちゃうとあんまりよくない。
 あと、コロナウィルスの大きさをフットボールとすると、マスクの隙間は東京ドームくらい。サージカルマスクも通すし、布のマスクは完全に通す。ただ、くしゃみや咳などで痰や鼻汁がもろに入って来るのは防げるし、他人に飛ばしてしまうのも防げる。





ほんとは蔓延しているだろう


澤:基本的に今はどこにいると思います?爆発する曲がり角なのか。
水谷:日本のデータって本当にめちゃくちゃだから、分母がどれくらいあるかってわからないんで本当にわからないんだけど…かなり「蔓延」しているんだろうなと。「蔓延」という意味は、カウントされていない無症状、軽症の人がすごい数いるはずということ。
 たまたま検査をして陽性になった無症状の人も含めて入院隔離してきたので、それによって病院が機能しなくなっているっていうのが現状。コロナ以外の病気が受付られなくなってるっていうのが。熱の人お断りってところが結構あったりして。かなりひどいことになっている。コロナの人を入院させられないという表面的なことだけではなく、水面下ではそういう意味での「医療崩壊」がもっと起こっていると思う。





薬の安全性の問題と集団免疫


黒田:地球っていうのは何年かに一回病気が起こる?
長谷川:バランスを取るためじゃん。
黒田:マウスの実験うまくいってるんですかね。
水谷:人間に使うのにはすごい時間がかかって。来年の秋とかワクチンができればみんな病気にならないんじゃないかって調子のいいことが言われているけど。ワクチンは薬じゃなくて予防なわけだけど、実用化されるのは来年の秋以降であろうと。作っても、動物実験のレベルで作って。そんなにすんなり副作用が起きないで使えるものにはすぐならない。何段階かに分けられてグループに試すとか、人間に使って大丈夫かどうかって安全かどうか見極めるのにかなり時間がかかる。
 ウイルスをやっつける薬っていうのは基本的にない。エイズウイルスって薬で消えてなくならないけど、発症しないようにうまくやっていく薬とか、ないわけじゃないけど、基本的に少ない。かかっても、かからないわけにはいかなくて、普段の生活でちゃんと食べてちゃんと寝て。そうやって暮らしながら、社会の多くの人がかかっていくことで、季節性のインフルエンザのようになっていく。
竹迫:結構、東京の方とかも事務所行ったりすると、大丈夫かなと思っても、自分でも最低限のところを動きたいっていうのもあるし、みんな抗体を持って行くかとも思うし。病院にいるとどんどんひどくなりそうな。切り抜ける方法ってないのかしらって。家族はかかるんだろうなって。かかる時はかかるわよって気持ちでいけばいいのかな。
大坂:おいしいものを食べてよく寝る。
松丸:病原体がわかっている?
水谷:わかっている。配列はわかってる。


「蔓延」の先の風景は


樋上:コロナと共存はしたいけど、全ての人が共倒れになった時に、コロナウイルスは消滅しちゃうの?
水谷:人間がダメだとわかったら動物に行くんだろうな。今人間が数多いから変異も結構するから、どのへんであんまり騒がれないでいけるかと。スペイン風邪っていうのはものすごい人が死んだんだけど、戦争より死んだ人が多いんじゃないかって言われているくらい。今本当に世界中が簡単にグローバルに動いているから、避けられない。
丸:暑くなってきて湿気が増えると収まっていくっていうのは?
水谷:インフルはRNAウイルスなんだけど、夏でもあるわけで。多いか少ないか。コロナに関してはまだよくわかってないんだと思う。来年も、とってもじゃないけどオリンピックなんて。1カ月後だって収まりっこないし。トップもトップなら、マスコミもウケ狙いの情報しか流さないんで。
松丸:非常事態宣言が憲法に入ってないから強制力が
水谷:外国を見てると、トップがあまりわかってなくてもわかっている人を引き連れて説明してるよね。それが日本はない。内閣がだめなんだと思う。










▽2021.11.30
 


https://yellow-room.at.webry.info/202102/article_4.html
  










検査方法、結果…すべてがあやふや


 PCR検査を要望する声がものすごく強かったけど、これは誰でも彼でもやればいいわけじゃない。これは遺伝子をほんの一部採って、増幅して検査をするものなんだけど、変異がとても激しいウイルスなので正確性は70%だと言われている。それに、身体の中でウイルスと身体が戦っている時期には、症状は出なくてもPCR検査を受ければ陽性になっちゃう。検査で「陽性と出る」のと「感染した」というのは、同じではない。だから、検査の「陽性数」と「実際の発症数」、病気になった人の中でも「重症」と「軽症」の人で分けないと。その辺がメディアではあやふやになっているし、知らないで感染している人がものすごくいるんじゃないかと思う。感染も第二波と言われて、感染者の陽性者数だけを見てると増えてるように見えるけど、検査数が増えているので割合としては全然増えていない。





正確なデータは何処に

 そもそもどのくらいの率で死んでるか、重症化してるかという率がわからない。全国的なのは出てないんだけど、愛知とか東京では0.9とか。だからあんまり増える波ではないと思うんだけど、全体の患者数とか分母がわからず、全国的なデータが全く出てきてないんで私はイライラしている。ウイルスが入ってきた時に、防御のために身体から皮膚・唾液・粘液とかが出てきてシャットアウトしようとする段階(自然免疫)でほとんどの人が治っていて、今は半分くらいは感染が済んでいるんじゃないかって言われてはいる。




日本では軽い? コロナ


 日本人はなぜ軽く済んでいるかということが世界的に語られているが、京都大の上久保さんという方が、日本人には新型コロナの免疫がもうあったと言っていて、なるほどなと思った。コロナウイルスの最初の発症が中国で確認された去年の11月には、ウイルスが弱かった。その時に日本人には抗体が出来ていたんじゃないかと。武漢で変異が強くなったG型が来た時には、もう抵抗力を持ったところに来たので、あまり死なないですんだんじゃないかって説。

 もう1つは、皮肉なことに日本政府が無策だったのが功を奏したのでは、と言われている。日本全国の医療施設を中心に、冬から春くらいまでに300名くらいの聞き取り調査をして、抗体検査をやったら66.4%に抗体ができていたと。ニュースを聞いてると、クルーズ船の頃のイメージがすごく強いんだけど、そのもっと前から感染が起きていたんだろうと。抗体検査のちゃんとしたキットができていないのも問題。ここから以上は正常にしよう、ここから以下は陰性にしよう、みたいな線引きが検査キットによって違うので検査結果が変わる。




早急すぎるコロナワクチン承認


 ワクチンがいろんなところで開発競争されていて、アメリカのファイザー社から6000万人分、イギリスのアストラセネガ社から5000万人分など、早々と約1億回分のワクチンが合意されてお金も出されている。ワクチンを使って副作用が起きた場合、訴訟費用や賠償を国がするので、製薬会社は賠償金を払わなくていいという仕組み。ワクチンというのは普通研究開発から動物実験などを経て臨床実験をして、数年から10年くらいかかるのが普通と言われているんだけど、コロナでは、副作用が起きるかもわからないものをすぐにでも打った方がいい、という雰囲気になっている。中身が全くわからないから、あんまり慌てて打たないでいいと思う。ウイルスは生き延びていくために共存するようになっていくものが多いので新型コロナも数年経つと普通の風邪になると思っているんだけど。












▽2021.11.30
 


https://yellow-room.at.webry.info/202106/article_1.html
  
▽【前 編】







  




そもそも正確なデータがない中で…

 コロナに関してはすいごごカフェで話すのは今回で3回目。変異ウイルスが来るのが怖いって言われているけど、ウイルスはもともと変異するもの。そして、遺伝子変異は死亡率には関係ない。ウイルスが重症度を強くしていくと人間の方が死んじゃうから、ウイルスが生き延びるためには、人間が死なないように変異していくため、重症度は低くなっていく。病原の強さっていうのは。あんまり問題ない、とウイルス学では言われている。
 検査数に左右されるので、正確な数がわからないんだけど。とにかくわかっている致死率は、日本と韓国と欧米のが少しあるんだけど、去年の7月からがーっと致死率が減っている。なかなかテレビに詳しい情報は出てこず、“すごい怖いものだ”ということだけをずっと言っている。後半で、なんで劇的な変化を起こしたか。軽症者や無症状者も検査を受けたので、軽い人までどんどん見つかっていることと、1年続くと治療も向上してきて感染対策も向上したからだと思う。あとは、時間が経つにつれてウイルスは感染力は高めていくんだけど、病原体の力が減ってきたのではと言われている。日本の最近3ヶ月のデータでは、80才以上の致死率は10.9%、70才代で3.8%。若い人は10人いってない。亡くなる理由は、コロナによるものか薬によるものなのかわからないんだけど。

 今年の2月8日の感染者は、東京都は276人で減っているように見えるんだけど、検査数による。PCR検査全員やるとパンクしちゃうから抑制しているから減っているように見えている。重症の人の数は減っていないわけだけど。不顕性感染がそもそもいっぱいいて、わかってる人の10倍くらいはもう感染済みなんじゃないかって言われているくらい。だから、今日は~人感染したって発表されてもあんまり信用しない方がいい。
 日本の免疫学の人は、東京とか都市部では新規感染者10万人当たり20~50人くらいで、その中で他人にうつすのは1割から2割だと言っている。感染して症状が出るのがインフルなんかはすごい早い。新型コロナは感染して症状が出るまでに4、5日~1週間くらい。発症して治っていく途中でも、PCR検査やるとちょこっとあったらプラスに出るけど、人にうつすぐらいではない。2、3日くらいすると感染する力がないと言われているウイルス。


コロナはワクチンが必要な感染症か


 ちょうど今日、医療従事者の約4万人を目途にしてコロナワクチン接種が始まった。でも、そもそもワクチンが必要な感染症なのか。ワクチンというのは100%安全じゃないから、メリットとデメリット(リスク)を量りにかけるわけだけども。WHOが世界の感染者致命率がだいたい0.14%であると発表したのだが、これは季節性インフルエンザの致命率より低い。それに、日本の致命率は世界全体の約10分の1。ウイルス学会学術集会では、長崎大小児科教授の森内浩幸氏が、子どもにとっては基本的に数年すれば普通の風邪のウイルスになっていくだろうと言っているけど、リスクがちゃんと伝わってない。
(出典:元研究開発者の日々の情報:長崎大・森内氏「子どもにとってのCOVID-19」【第61回臨床ウイルス学会】(2020年11月29日号 )|tama0827|note  
URL:htts://note.com/tama0827/n/n1940a6596c96)

 ワクチンというのは、安全かどうかを検査するのに治験したりして、できるのに早くて5年で、普通は10年くらいかかると言われているけど、今回のは遺伝子を利用しているので、あっという間に製造できる。問題になってから1年くらいでもうワクチンができたけど、検査数も治験もあまりにも少ないから問題だと言われている。
 ワクチンはファイザーが開発したんじゃなくて、ドイツが開発したのをファイザーが買い占めて販売している。ワクチンの効果は90%以上と言われているけど、普通90%というと、100人ワクチンをやったとしたら、90人はうつらないけど10人だけ症状が出る…そういうイメージを浮かべると思うんだけど、ワクチン有効率というのは違う計算をする。ワクチンを20000人は接種する人、20000人は受けない人で分けて、受けた人は8人発症。受けてない人は162人発症したと。実際はほとんどこれだけの差。8人に対して162人、だから90%守られるってみんなのイメージとのものすごい差がある。これは結構問題になっていて、ファイザーのワクチンの効果は本当は19%~29%ではないかと、イギリスの医師会雑誌(British Medical Journal)で、副編集長が問題提起している。

 それに、ファイザーの添付文書によると、ワクチンによるアナフィラキシーショックを起こす頻度はわからないと書いてある。だから、腎臓、心臓、血液などの疾患を有する人、過去にアレルギーがあった人、高齢者などは接種要注意者に載せられている。基礎疾患を持っている人はコロナにかかると重症化するって言われているんだけど、そういう人達は打たないでねってこと。
 一般的ににワクチンの副反応というのは、①すぐ出てくる。注射してすぐショックを起こして心肺停止になる人もいるわけだけど。それから、②2週間~4週間くらいで出てくるもの、③ワクチンを打った人が感染した時に出てくるものと、大まかに3つに分けられる。①の典型はアナフィラキシーショック。これが起こる頻度は、これまで開発されたワクチンでは100万回に数回というレベル。でも、今回の臨床試験は20000人にしかやってないので、アナフィラキシーが起こるかどうかの結果は見えてこない。
 ぼちぼちいろんな問題が出てきていて、イギリスでは2例のショック症状が出た。2つ目の副反応は副作用。2~4週間で出てくるのが神経障害とか末梢神経、ギランバレーとか。これも日数があんまり経ってないからよくわからない。
 ワクチンを打ったために抗体ができて、コロナにかかった時に逆に悪化する。これも日数が経ってないからどれくらい出るかわからない。SARSとかデング熱は、ワクチンを打つと、それにかかった時に重症化するからワクチンが作られなかった代表的な例。デング熱のワクチンというのは、実験的になんだろうけど、フィリピンの子供たちに治験したら、バタバタ子供たちがデング熱で死んじゃって。それでワクチン接種した子と未接種の子を比べたんだけど、接種した子がかえって重症化することがわかってワクチンが作られなかった。そういう経緯がある。SARSもそう。





ほぼ人体実験なワクチンの治験


 アストラゼネカのワクチンについて、ドイツ、フランス、スウェーデン、ノルウェー、スイスでは65才以上の高齢者への接種を勧奨しない・中止方針。アセトラゼネカでは、1日4gずつ内服する治験をしたと。普通日本人なんかで使うのは1日の量にするとだいたい大人で1.5gくらい。それの倍以上使っているし、発熱と痛みがすごいらしい。
 ファイザーのワクチンも発熱するって結構有名なんだけど。ドイツ、フランス、スウェーデンとか高齢者でやったんだけど結果がよくないんで、中止している。ドイツで特別養護老人ホームでワクチンを受けた40人のうち13人が死んでる。全然効果がなくて死ぬ人が結構いて、ノルウェーでも高齢者42000人に打ったら30人が死んだと。
 日本では、そのワクチンを国で第一号の新型コロナワクチンとして特例承認しちゃった。インドでは見送っている。ニューヨークタイムズだから信用できると思うんだけど、その記事によれば、ワクチン接種後、口の中での多量出血が発生し2週間後脳出血で死亡した症例が報告された。現在まで、副反応申告システムに報告された事例は、36例。どうもやっぱり血小板ががーっと下がる人が結構いるんだということなんだと思う。自己免疫反応に異常を起こしているんだと思うんだけど、そういうのが結構報告されている。
 日本はまずもって20000人にワクチンをとりあえず打とうと。実際は40000人になったんだけど、オランダでは38000人の医師たちが拒否している。アメリカでも60%。日本は今日から国立病院の医療従事者を中心に最初20000人に接種予定だったんだけど、希望者が多くて40000人になった。正規の医療従事者の数が68000人。非正規の人も入れるとよくわからないけど、そのうちの20000人は副作用がどのくらい起きたかをデータを取る事になっていて、医療従事者はほとんど人体実験。20000人のデータが信用できるのか。1か月2ヵ月じゃわからないことがワクチンは多いので、あんまり急いで打たない方がいい。

 新型インフルが騒がれた時には、2ヵ月くらいの間に1500万回のワクチンが接種されたが、107例の死亡が報告された。ほとんどが60歳以上で優先的に打ってくださいと言われている基礎疾患を持っている人達。でも、ワクチン接種をやる利点はショックを起こすことのリスクを上回るって意見が多くて、ほとんどの人がそう言っている。
 1回目にかかった時にウイルスとかに対して免疫反応が起きて、それに対する抵抗力を持つ。それを抗体と言うんだけど、毎年インフルワクチンを打っても毎年かかっている人もいる。うつっても病気にならない人っていうのが結構いて、抗体だけじゃなくて、鼻から喉に吸い込んだものをやっつける自然免疫とか、ウイルスや細菌とまた戦おうってメモリーが残っている。今ワクチンって一般的なんだけど、生まれてから大きくなるまで40数回打つことになってる。私が子供のときと比べてすごく増えた。でも、ワクチン打つ子と打たない子で比べると、打った子供の方が病院にかかる回数が多いと。ワクチンを打たなくても人間の体ってうまくというか、もうちょっと自分の体を信用してもいいと思う。








https://yellow-room.at.webry.info/202106/article_2.htm
  
【後 編】









ワクチン接種の選択は“努力義務”


 なぜ日本を含む東南アジアで重症化が少ないか。コロナっていう風邪のウイルスっていろんなものがあるんだけど、今までわかっているコロナは今回で4種目。普通のコロナにかかっている人は免疫の記憶を持っていて、同じようなウイルスの免疫記憶を持っている人がやっつける働きがある。日本の有識者会議で先端医療をやっている人がデータを出していて、新型コロナに対しても免疫を持っているんじゃないかって。
 ちょっと熱を出したといってすぐ熱さましを使う人より、薬を使わないで治している人の方がかかかりにくいんだろうと。基礎疾患を持っている人は結構多いと思うんで、進んで人体実験の候補者になって急いでワクチンを打たない方がいいと私は思う。厚労省は、強制はしないし、自分でリスクなどいろいろ考えて打ちなさいと言っていて、最近では“努力義務”という言葉が出てきてる。

 コロナ患者が入院や検査を拒否した時など、罰則規定を作ろうとして国会で問題になった。結局、刑事罰はまずいんじゃないかということで、特措法になったけど。特措法に関しては、逃げ出した人に罰を与えたいって言ってるんだけど、感染しててもわからない人がごまんといる中で、わからない中で生活してて、逃げ出した人を罰してどうするんだって。
 伝染病予防法(1897年施行)で差別が起きたので、それを反省して新しく感染症法(1999年施行)が作られたんだけど、コロナの最初を見てると同じに見える。犯罪者扱いで追及するような記者会見をやったり。
 資料に竪山(たてやま)勲さん(ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会 事務局長)が書いた文章を載せた。わらじの合宿でも何回か行った国立療養所栗生楽泉園(ハンセン病の人が集められたところ)。感染病で亡くなったというより、結核とかで亡くなった人の方が多いんだけど。今結構きれいに整備されてるんで、閉じ込められて死んだ人がいるって想像するのは難しいと思うんだけど。
 それぞれが考えないとしょうがないことなんだろうけど。感染症やウイルスって、やっつけるのは無理な話で。でも、医者っていうのは応えなくちゃいけないというか、治療法がないと困るわけで。重症化した人とか症状が出てて大変な人にはそれなりの治療法があるわけだけど、大多数の人が風邪程度で終わっていても、決定的な治療法がなくても「しょうがないじゃない」ってセリフを言えないから。予防法で手洗いとかマ スクって言われているけど、あとはワクチンしか言いようがない。
 最近の製薬会社は、新薬も作ったりしているけど、買収で巨大化している。開発なんかすごいお金がかかるし。だからワクチンなんかも買い取る形で開発が進んでいる。ワクチンって派兵する時とか、軍隊でものすごい使う。だからワクチン業界というのは戦争と一緒に発展して儲けてきた面がある。病気になった人にやるんじゃなくて健康な人にやっていたわけだから、元々数が違う。健康な人にはやりましょうねってやると儲けが違う。お金を出してる。感染症に対してそんな有効な対策はとれない。ワクチンというと票も入るし金も入るしってことで。




質疑応答

公衆衛生学より先端医療を優先した結果

吉原(広):結局、今回のコロナ騒動というのは臨床実験をするために、発生させたところがあるのかなって思ったんだけどどうですか。
水谷:フェイクニュースが結構出てるし、生物兵器なんかを作る人なんかはそういうことを言うけど、私はそうは思わない。武漢で発生するよりずっと前からいたんじゃないかなと。ウイルスは次から次へと森林を刻んだりとか、動物が今まで住んでいるところを開発したりして、変異してうつってくるっていうのが結構多い。エイズウイルスもそう。
黒田:ここまた最近温暖化になっちゃって、海水温も上がって、将来的にこの温暖化が続くとこういうウイルスが出てきて、対処とか考えていかなきゃいけない。今は保健所がパンク状態で、働いている知り合いが困ってどうしようもないと言っていた。今、大学生が学校に行ってないから、そういう暇な人にお手伝いしてもらえればって話が市議会で出た時に、増やさなくてもいいのでは、という話になった。どう思いますか。
水谷:ウイルスっていうのは人間が生まれるよりもっと前からずっと地球上にいて、いろいろ変化してきているわけで。人間が住んでいるところにもやってきた。急に現れたわけじゃない。わからないウイルスはまだものすごくいろいろあるわけで。自然破壊とか温暖化とかを契機にして蔓延することは十分あると思う。しょうがないことというか、うまくやっていくしかないというか。これからだって今までだってこうだから。風邪のウイルスもわかってないのもいっぱいあるんだと思う。コロナの種類としては今4種類あるわけだけど、知らないものはまだごまんとあるんだと思う。歴史は繰り返してきてる。現在ウイルスを閉じ込められたのは天然痘くらいなもんで、あとはなんらかの形で全部生きているんだから。
 台湾なんかはMARSの時なんかの教訓を活かして対策したんだと思う。日本は昔は公衆衛生というか疫学というか、感染症に対して結構、準備がされていたわけなんだけど、今では保健所は人員削減されて統廃合されて減らされて。病気っていうのは公衆衛生学的に対処するより先端医療で対処できるんだって切り替えてしまった。そっちの方が儲かるから。そういう削減してきた歴史があるのに、新型コロナでは一括してやらせようとしたからすごい大変になっちゃった。行政改革で感染者のベッド数や病院自体も削減していたのに、今回で増やしたんで無理がいったんだと思う。病院で働いてる人だって、正規の人よりパートとか派遣の人がすごく多い。そういうのが全部積み重なってきてるんだと思う。「感染症二類相当」って決めた枠も取っ払わなかったんで。どっかがリードして方針転換して、軽い人はいいじゃないか、重い人は入院してやろうって決めないでダラダラやってるんで、あふれてきちゃってるっていう。
黒田:入院できないで死んじゃう人がいる。
水谷:ちょっとずつましになってきてるんだろうとは思うけどね。心臓疾患だとか、基礎疾患がある人がガッと入れなくなってる歪みが来ていると思うんだよね。


ウイルスは完全にはなくならない


日吉:今日の午前中の会議でも水島さんが治療が必要なんだけど、コロナだから5月までは来るなって病院に言われてるって。だから、こういう形で他の治療が必要な人がはじかれている。
水谷:あんまり報道されてないんだけど、年間死亡率とか統計で出てるけど、全体の死亡数がいつもの年より減ってる。だから医者にかからない方が長生きするかも。本当に救急が必要な人もいるけど、ちょっと血圧高いとか、年取って癌になって普通だったら手術しようってなる人がしなかったりして。もうちょっと経たないとなんとも言えないなと。
 老人施設とか病院っていうのはもともと感染しやすい場所。かかりやすい人が集まってくるんだから。密室で、もともと丈夫な人がいるわけじゃないし。ワクチンを打っても、そもそもうつりやすい条件がそろっている。病院は汚いところだから。あとは、欧米とかスウェーデンとかそういうところで高齢者がガッと死んだっていうのは高齢者施設なの。そもそも昔は老人を集める施設なんてなかったわけ。できたのはここ最近だから。うつるとなったら早いのは当然。
西陰:去年の2月3月頃、緊急事態宣言が出されたり、全国的に学校を閉鎖したり、なんでこんな大げさなことをするのかと思った。それより感染したからっていうんで、後ろ指刺されて村八分みたいになる方がよっぽど怖いなと思ったんだけど、瞬く間に全世界にあれよあれよと広まって。インフルが年間3000人亡くなっているんだから、コロナだけに焦点当ててなんなんだと。PCRをやって陽性と陰性を区別して、無症状の人を隔離して接触しないようにすればなくなっていくんだって考え方だと思うんだけど、そういうのを続けていけば、なくなっていくって見通しがあるんですかね?
水谷:なくなってはいかないと思う。弱毒化して普通の風邪ウイルスになる。
西陰:そういうのって半年後とか一年後とか予測はできる?
水谷:予測できる人はなかなかいない。ウイルスっていうのはだいたいそういうもんだから。
西陰:ワクチンはまだ問題があるし、感染者を隔離するって方法が、やり方としては合ってるのかな?
水谷:感染者隔離するっていうのは、社会を防衛するってことでしょ。その人を治療するっていうより。
西陰:でも今はそういう考え方でしょ?
水谷:今はね。
西陰:これからワクチンやる人も多いと思う。
水谷:多いと思うけど、インフルワクチンもそうだけど、毎年ワクチン打っても毎年なる人がものすごく多いわけ。似たような状態になるんだろうなと思う。厚労省もインフルのワクチンは感染は防がない、重症化を防ぐんだって言ってるんだけど、それを確定できるデータが何もない。病院は儲かるから推奨するけど。ワクチンの治療をしないところは、何百万も上がりがないわけだから。今回のコロナのワクチンも感染を防ぐなんて一言も言ってないし、重症化を防ぐデータもない。ものすごい市場。





 アストラゼネカのワクチンについて、ドイツ、フランス、スウェーデン、ノルウェー、スイスでは65才以上の高齢者への接種を勧奨しない・中止方針。アセトラゼネカでは、1日4gずつ内服する治験をしたと。普通日本人なんかで使うのは1日の量にするとだいたい大人で1.5gくらい。それの倍以上使っているし、発熱と痛みがすごいらしい。
 ファイザーのワクチンも発熱するって結構有名なんだけど。ドイツ、フランス、スウェーデンとか高齢者でやったんだけど結果がよくないんで、中止している。ドイツで特別養護老人ホームでワクチンを受けた40人のうち13人が死んでる。全然効果がなくて死ぬ人が結構いて、ノルウェーでも高齢者42000人に打ったら30人が死んだと。
 日本では、そのワクチンを国で第一号の新型コロナワクチンとして特例承認しちゃった。インドでは見送っている。ニューヨークタイムズだから信用できると思うんだけど、その記事によれば、ワクチン接種後、口の中での多量出血が発生し2週間後脳出血で死亡した症例が報告された。現在まで、副反応申告システムに報告された事例は、36例。どうもやっぱり血小板ががーっと下がる人が結構いるんだということなんだと思う。自己免疫反応に異常を起こしているんだと思うんだけど、そういうのが結構報告されている。
 日本はまずもって20000人にワクチンをとりあえず打とうと。実際は40000人になったんだけど、オランダでは38000人の医師たちが拒否している。アメリカでも60%。日本は今日から国立病院の医療従事者を中心に最初20000人に接種予定だったんだけど、希望者が多くて40000人になった。正規の医療従事者の数が68000人。非正規の人も入れるとよくわからないけど、そのうちの20000人は副作用がどのくらい起きたかをデータを取る事になっていて、医療従事者はほとんど人体実験。20000人のデータが信用できるのか。1か月2ヵ月じゃわからないことがワクチンは多いので、あんまり急いで打たない方がいい。

 新型インフルが騒がれた時には、2ヵ月くらいの間に1500万回のワクチンが接種されたが、107例の死亡が報告された。ほとんどが60歳以上で優先的に打ってくださいと言われている基礎疾患を持っている人達。でも、ワクチン接種をやる利点はショックを起こすことのリスクを上回るって意見が多くて、ほとんどの人がそう言っている。
 1回目にかかった時にウイルスとかに対して免疫反応が起きて、それに対する抵抗力を持つ。それを抗体と言うんだけど、毎年インフルワクチンを打っても毎年かかっている人もいる。うつっても病気にならない人っていうのが結構いて、抗体だけじゃなくて、鼻から喉に吸い込んだものをやっつける自然免疫とか、ウイルスや細菌とまた戦おうってメモリーが残っている。今ワクチンって一般的なんだけど、生まれてから大きくなるまで40数回打つことになってる。私が子供のときと比べてすごく増えた。でも、ワクチン打つ子と打たない子で比べると、打った子供の方が病院にかかる回数が多いと。ワクチンを打たなくても人間の体ってうまくというか、もうちょっと自分の体を信用してもいいと思う。










▽2021.11.30
 



https://yellow-room.at.webry.info/202111/article_1.html

▽【前 編】
■ワクチンの副作用死亡の実態
■将来にわたる免疫反応のリスク
■ワクチンよりコロナで死んだほうが
■質疑応答
  











変異によって致死率は下がる


 コロナ感染者(PCR検査で陽性と出た人)数は、1年半経っての累積で、6月2日現在で75万人(人口の0.6%、一万人あたり、54.5人)。死者数は11587人(1万人あたり0.9人)だから、1人未満。人口の1%にいっていない。今、変異種によって爆発的に陽性者が増えていると言われているけど、ウイルスって変異するもの(コロナはRNAウイルス)。変異種によって致死率は変わるのかというと、一般的に感染力は強まるけど重症率は低下する。
 維新の国会議員の青山雅幸氏がHPで発信している年代別致死率のグラフを見ると、全体では、去年の6月5.4%から、今年は1.5%にまで低下している。40~50代も1年間で4分の1に低下。年齢が上がるにつれて亡くなる人は増えるけど、若い人はほとんど亡くなっていない、というかゼロ。 20代までは死んだ人はいない。
 死んだ人全体で、癌や事故なども含む死因別に見てみると、コロナで亡くなった人は80代でも0.7%。100人死んだとして、コロナで死んだ人は1人に満たないくらいの割合。生きている人の割合は、10代は100%。20代も30代もほぼ100%。70代80代は増えていくけど、それでも99.95%は生きてる。テレビや新聞で見るとものすごい数の人が死んでるように印象付けられるんだけど、思った程怖い威力はないと。統計を見るとわかる。
 今、ワクチンが有効だって言われている根拠は95%の有効率。ワクチンを100人に打ったら95人は発症しないと思っちゃう。でも、ワクチンを打っても打たなくても、そもそも発症しない確率が99%以上。99%の人は関係ないのだ。ファイザーのワクチン説明書にも、感染予防するものではないし、重症化を防ぐかどうかもわからないと書いてある。だから、ワクチンが効くから安心なんて思わない方がいい。




ワクチンの副作用死亡の実態

 副作用が問題になっている。厚労省のHPに載っている“予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会”に集まったデータを見ると、副作用疑いは1000万人接種して10675件。亡くなった人は、4月9日の集計では6名だったけど、6月9日には196名死亡という報告が上がってきてる。その時点で亡くなる人の割合は72000人に1人。ただ、数日して亡くなったりする場合はよくわからないということで、全部が全部、報告されているわけではない。
 死因として一番多く報告されているのは、出血性脳卒中。それに、くも膜下とか心臓が動かなくなったとか、血管系の病気が多いことがわかってる。あっという間に亡くなるか、見つかった時にはほとんど死んだ状態、というのが若い人には多い。厚労省が「重い副作用が出たら報告してください」と、注意として挙げている重い副作用は、けいれん、ギランバレー、血管に炎症が起きる、など。だから厚労省も想定はしてるわけよね。ワクチンを打って一週間以内(特に2日目)に亡くなる人が結構多いけど、医者が“ワクチンと関係あり”と報告しても、検討部会ではっきりしないと、「因果関係がわからないので証明できない」と片付けられている。
 2/17~6/18に、ワクチン接種後に死亡した人の年齢は、60代以上が90%くらいで、70~90代がすごい多いわけだけど、施設に入ってるような寝たきりの人にまで全部打っちゃってるから。注目してほしいのは、コロナで亡くなった人は1年半の累積で20代以下は全くいないこと。それなのに、ワクチンを接種して亡くなった20代は7人、30代は27人。若い人がワクチンを接種して亡くなる率がすごい高い。
 インフルワクチンでも亡くなる人はいるけど、新型コロナのワクチンを打って亡くなる人は0.0014%。0.0014%しか亡くなっていないので問題ないと考えるか、それとも?  各個人からみたら「死ぬかそうでないか」は50%の確率。私なんかは高齢者だから、コロナにかからないために打ったワクチンで死ぬのは納得いかないと思っちゃう。


将来にわたる免疫反応のリスク

 そもそもワクチンて何か? 新型コロナウイルスはスパイクタンパク質というのを持っているんだけど、これを利用して細胞の中に入り込む。このスパイクタンパク質を体内で合成し、スパイクタンパク質を攻撃する抗体を生成させるのがワクチンの目的。



【ファイザー社、モデルナ社のワクチン】
 mRNAはメッセンジャーRNAであり、細胞内でスパイクタンパク質を作り出す。このmRNAを包み込む膜として、ポリエチレングリコールという界面活性剤をコーティングしてある。これを筋肉注射すると、界面活性剤がアレルギー反応などの様々な問題を引き起こす可能性が指摘されている。このmRNAは通常は一度スパイクタンパク質を作ると消えてしまうので、細胞内で分解しないように人為的に加工されている。mRNAは常にスパイクタンパク質を作り続けるために、常に抗体も作られ、自己免疫疾患を起こす可能性がある。

【アストラゼネカ社のワクチン】
 DNAを組み込む遺伝子組み換えワクチン。人の細胞に組み込まれスパイクタンパク質を作り続ける。だけど、これらのワクチンは、いつまでスパイクタンパク質が消えないのかはわかってない。ずっと体に異物が残ってると、体の中であいつをやっつけようという免疫反応がずっと維持されていくということ。どの会社のワクチンもそうだけど、世の中に出るためには今までは5年10年かかってたのが、1年かけずに治験段階でどんどん出してるわけだから、完成されたワクチンじゃない。どこの会社も治験終了機関は2023年。それに、リスクが高い人は早くワクチンを打った方がいいって言われるけど、副作用が出る率が高い。



▽2021.11.30
 


https://yellow-room.at.webry.info/202111/article_2.html

▽【後 編】
■ワクチンの副作用死亡の実態
■将来にわたる免疫反応のリスク
■ワクチンよりコロナで死んだほうが
■質疑応答
  











ワクチンよりコロナで死んだほうが

 ワクチン接種すれば感染の流行を抑えられるか。例えば、イギリスは人口の半分くらいワクチン接種しているけど、変異種のデルタ種が蔓延していて感染が増えている。でも、最初に流行り出した頃より1/10くらい致死率が下がっている。それはワクチンの効果じゃなくてウイルスの変異のせいじゃないかって各国のデータが出てる。ワクチンが効いているのかどうかは、あと2年くらい経ったらだいたいのことがわかってくるんじゃないかと思うけど、その頃にはコロナも普通の風邪になってるんだろうと思う。

 ワクチンの効果はどのくらい続くのか? ワクチンの副作用が出る時期は(1)即時~数日以内、(2)2~4週間後、(3)ワクチン接種者がまた感染した時に出てくるもの、の3種類。(3)がまだよくわかってないけど、次に同じウイルスが入ってきた時にワクチンを打っていた人の方が重症化する、抗体依存性感染増強(ADE)のこと。そういうことが起きるので実用化されなかったワクチンというのが結構あって。有名なのがデング熱。RSウイルスも、ワクチン接種した子供の方が次にかかった時に重症化して入院する率が高くて実用化されなかった。SARSもコロナの仲間だけど、そのワクチンも実用化されなかった。今使われているコロナワクチンも治験中なので、結局どうなるかよくわからない。大概の医者は、コロナにうつらない方がいいから打った方がいいっていう人がものすごい多い。でも私は、自分はワクチンよりコロナで死んだほうが納得するし、リスクが高い人はワクチンはやめなさいと言ってる。




質疑応答

樋上:ワクチン接種をするのは自由だけど、感染者が誰にうつされたのかわからないわけだから、接種してようがしていまいが関係ないと思うんだけど。打った方がいいって整合性がある?
水谷:私はないと思うんだけどね。なんでかというと、新型コロナに感染しても不顕性感染。症状が出ない。検査で陽性だとはっきりしている人の2倍くらいは不顕性感染がいるんだろうと思う。そういうウイルスなんで、そもそもどこでうつってきたかわからないわけだよね。人にうつさないように予防するって発想が成り立たないと思っている。ただ、打たないといけないっていう圧力がすごいよね。
西陰:コロナにかかったという人が周りに2家族いて、実はワクチンで死んだであろう人も知り合いにいる。因果関係がはっきりしないんだけど、でもワクチンを打って2日目だから家族は関係あるだろうと思っているそう。自分の妹には「打たないって言う人がうつすんだよね。誰も打たなかったらどうするの、日本の経済がダメになる。」って言われてケンカになった。そういうふうに思っている人が本当に多い。接種することによって安心感が得られるんだろうなって。そういう世の中がすごくおかしい。ワクチンをやったかやらないかで、責められる。フィリピンなんかでは監獄に入れられるって。犯罪みたいな感じだなって感想。
黒田:やらないでコロナにかかった時はなんでやらなかった? って言われると思う。それで、ワクチンを打って亡くなったとしても国の責任はないから、国に何か言ったって、終わり。





水谷:日本の薬害は今までも結構あるけど、全部被害受けた側が証明しなきゃいけなくてとても大変。子宮頸がんワクチンで障害者になっちゃって、日常生活もままならなくなった子が訴訟を起こしているけど、ほとんど国は認めない。死ななくてよかったとなっても、もし後遺症が起きて日常生活がままならなくなった場合、証明ってほとんどできないよね。ワクチンで亡くなったりした時は4000万円くらい補償を出すと国は言ってるけど、国が認めなければ一銭も出さなくていいわけだよね。外国では、そのうちファイザーとかの会社を訴える行動が出てくるだろうなと思ってるんだけど。
 今は鳥インフルエンザで鳥が殺されるでしょ? それは、昔みたいに大きい養鶏場がなくて、狭い場所でたくさん集められて生かされてるから。昔みたいに広いところだったら鳥インフルなんか出ずに問題にならなかったわけだよ。生活様式で病気ってものすごい変わってきたんだと思う。
 ワクチンで女の人が気持ち悪くなったり倒れたりって多いのは、界面活性剤が入ってることが多いんだけど。これは元々、化粧品に含まれていることが多くて。だいたい化粧をしてる女の人は、少しずつ取り込まれていて、それで反応を起こすんじゃないかって言われている。モデルナとかは何を使ってるワクチンなのかって情報が出てないけど、ファイザーは界面活性剤と同じ成分を使ってるってのは出てる。
高畠(実習生):今の若者達は、死亡することは少なくても、(種類はわからないけど)罹患した後に後遺症が出てしまったら、その後の数十年の人生を共に暮らすのが嫌だからワクチンを打つと。一度かかったら、治った後に後遺症が出ると言われていて、だったら接種した方がいいのかなって思うんですけど、どうですか。
水谷:後遺症が強く残る人っていうのは症状も強く出る人。かかる率っていうのは下げられないって、元々の薬の説明に書いてある。インフルのワクチンもそうだけど、感染は防げない、重篤化を防ぐ証明はないって言われていて。同じようなことがコロナのワクチンにも書かれている。ワクチンが始まってまだ4か月だから、後遺症が残るかどうかの正確なデータはまだない。










▽2021.11.30
 




 夏以後欧米を追越しトップ枢軸へ。この自立の欧米としがらみの日本。その後は? 副反応、ブレイクスルー、ブースター、パスポートはどうなる?  



 11月17日(水)のすいごごカフェ、ゲストは水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)。「新型コロナについてトークするのは、これで5回目だから、みなさんもう聞いたと思うことも多いでしょうけど」と前置きしながら。
 添付の表は、自作のインフルエンザと新型コロナについて、感染者数、死亡数、致死率、ワクチン接種後の死亡者数の比較。最後の接種後死亡は新型コロナワクチンの方がインフルワクチンより50倍以上だが、どちらも国の部会では「因果関係不明」で終始している。
 2009年から2010年の新型インフルエンザの時、国はワクチンを輸入するために、輸入ワクチンで健康被害が起きても製薬メーカーが責任を負うことはないという法律を作ったため、被害を受けた患者はメーカーでなく国を相手に裁判しなければならなくなり一挙に壁が厚くなった。
 多くのワクチン、特にRNAウィルスに対するワクチンでは、接種がウィルスの変異を誘導したり、流行の主流がワクチンの効かないタイプの株に変異することがある。イスラエル、イギリスをはじめ世界中でブレイクスルー感染が報告されている。デルタ株に感染したワクチン接種者と未接種者を比べると、他人にうつす比率は変わらない。ワクチンによる獲得免疫は血液中の抗体だが、自然感染では皮膚や粘膜、常在菌等による異物のブロック、白血球による取り込み、抗体、細胞性免疫という総体の免疫が働く。
 なぜ第5波が終息したか、ワクチンの効果とするには、接種率30%時に生まれた波が40%でピークアウトしたということになり無理がある。不顕性感染が相当数いるということではないか。


  


 ワクチンの有効性の証しとされる95%というのは、発症予防に限ったテストに基づいており、国も発症予防と重症化予防の効果は語りつつも「感染予防の効果を期待するものではない」と言明している。「感染したくない、感染させたくない」という気持ちに応えるものではないと。
 藤田医科大学はワクチンを接種した209人の教職員の3ケ月後の抗体価が245.5から65.9に減少したと報告。ワクチンの効果が長続きしない中、従来の株より感染力が2倍のデルタ株が登場し、ワクチンだけでは感染を終息させることができないことが明確。改めて自然感染による自然免疫の重要性を考えるとき。


   
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▽2021.12.11
 


    
▽当日用意した、レジュメです。



 夏以後欧米を追越しトップ枢軸へ。この自立の欧米としがらみの日本。その後は? 副反応、ブレイクスルー、ブースター、パスポートはどうなる?  







・インフルエンザと新型コロナ


 インフルエンザの2020年-21年の推定受診者数は、およそ14000人。前のシーズンの約500分の1。大流行した2017~18年は、2257万人、約1600分の1。
 推定すると、日本では、1000~2000万人が感染している。シーズンは半年なので、多い年には毎日40万人、一週間で200万人の人が感染したこともある。
 新型コロナ第5波の8月の一週間平均では15000人程度。

       

 死亡者数。
 死亡報告に「インフルエンザ」とかかれている「インフルエンザによる死亡」は、平均で年間約3000人。国立感染症研究所が出している報告では、インフルエンザによる超過死亡数は、平均すると年間1万人、多い年には4万人。ほぼ冬期。この1万人という数字が独り歩きしている。実際の数はわからない。

       


 新型コロナウイルスによる死亡者数は、2020年2月からの1年間で7885人 この数も純粋なコロナによる死亡数ではなく、基礎疾患を有する人や原因不明で亡くなった人を含めたコロナ関連死。アメリカのCDC(疾病対策センター)は、純粋に新型コロナウイルスで亡くなった人は「全体の6%ほど」と報告している。
 2020年は日本人の年間死亡者数が前年より1万人減少。(高齢者人口は毎年増え続けるので、死亡者数は例年2万人ほど増え続けている。予想より3万人減ったことになる)


 ・変異のスピード


 RNAウイルスは、変異のスピードが速い。インフルエンザウイルスの変異のスピードはとても速く、新型コロナウイルスの変異のスピードは、インフルエンザウイルスの変異のスピードのおよそ10分の1。1年間で約25カ所が変異するといわれている。(ウイルスゲノムの全長の約0.08%)。「現在までにたくさんの遺伝子変異が報告されてきたが、遺伝子の違いにより重症化率、致命率に大きな違いはない(本間真二郎)」。
 一般的にウイルスは自分が生き延びていくために、変異しながら感染力は強くなり、病原性は弱くなっていく。


・インフルエンザウイルスワクチンと新型コロナウイルスワクチン

 
 新型コロナワクチン接種後死亡した人 10月22日の厚労省副反応検討部会資料によればファイザー社、1268人、モデルナ社44人、計1312人が死亡。
 8月20日までに報告された人は、1093人。接種した回数は約1億2200万人。
 インフルエンザワクチンは、例年約5000万回接種されている。インフルエンザワクチン接種後に死亡した人は、平均9~10人。
 1000万回接種ごとの死亡者数を比べてみると、インフルエンザワクチンは、平均約1.8人、新型コロナワクチンは、平均約89.43人。およそ50倍。(~246倍)
 新型コロナワクチン副反応検討部会では、ワクチンとの因果関係は「情報不足により因果関係が評価できない」とされている。
 国に上がってきたワクチン接種後の死亡者数、副作用数は実際よりかなり低い。
 国は、副反応検討部会だけでなくもうひとつ接種との因果関係を調べる仕組みを作っている。
 「予防接種健康被害救済制度」。本人や家族が市町村に申請する。一定の因果関係が認められれば、医療費の自己負担分や月額最大3万7000円の医療手当などが支給される。
 8月19日から審査が始まっていて、10月21日時点で、66人が「新型コロナワクチン接種によってアナフィラキシーや急性のアレルギー反応などを起こした可能性が否定できない」と認定された。死亡した人の審査も今後行われる予定。10月22日、20~85歳の男女別人が認定された。計147人。


 ・死亡以外の副作用


 ファイザー社 23903人(重篤4757人)、モデルナ 3373人(重篤457人)バキスゼプリア 3人(重篤2人)
 副作用…悪心・下痢・嘔吐、疹痛・倦怠感・発熱、関節痛・筋肉痛、せき・呼吸困難、動悸、感覚異常・血管迷走神経反射、頭痛、アナフィラキシー反応など。


 ・厚労省のデータ
    

・新型インフルエンザ騒動と似ている?


 1962年 学童へのインフルエンザワクチンの集団接種「学童防波堤論、乳幼児への接種。死亡や重度障害を負う子どもたちも。
 1970年 「全国予防接種事故防止推進協議会」
 1979年 「前橋レポート」
 予防接種被害やインフルエンザワクチン反対の運動でインフルエンザワクチンの接種率は20%ほどに落ち込んだ。
 1994年 予防接種法が改定され3歳から15歳までの子どもたちへの義務接種が廃止。任意接種。


       


 1997年ごろから「重症化を防ぐためにワクチンを」
 1999年ごろから高齢者施設でインフルエンザが猛威を振るうという報道。
 2001年2月、2類という枠を作ってインフルエンザワクチンを復活。65歳以上基礎疾患のある人に、一部公費負担。子どものインフルエンザ脳症。
 2009年 新型インフルエンザ WHOが、メキシコで新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が発生したと発表。日本政府は「新型インフルエンザ対策行動計画」の実施。成田空港をはじめとする空港には、マスクと防護服に身を包んだ検疫官が派遣され、水際対策を展開。検温チェック、発熱している人は隔離、措置入院までした。神戸の高校で患者が出たときには、防護服を来た人が車で乗り付けた。新型インフルエンザのワクチンは国産では間に合わないので、ワクチンを輸入することにした。買い上げ費用の予算は、1126億円。厚労省の見解は、「感染症対策ではなく危機管理対策」。国は、ワクチンを輸入するために、法律を作った、「新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法」。
 輸入ワクチンで健康被害が起こったときに、製薬メーカーが責任を負うことはないという法律。被害を受けた患者は、製薬メーカーでなく、国を相手に裁判をしなくてはいけなくなる。
 2009年から2010年にかけて新型インフルエンザで亡くなった人は198人。ワクチン接種後に亡くなった人は、133人。ほとんどが原疾患の悪化によるとされた。60歳以上の人は新型インフルエンザで亡くなった人(70人)より、ワクチン接種後に亡くなった人(121人)のほうが多かった。
 「新型インフルエンザはどうやら弱毒性のようだ」ということで、半年後の2010年には「季節性のインフルエンザ」となった。国内産のワクチン、輸入ワクチンが大量に残った。結局廃棄された。この時、新型インフルエンザワクチンを接種した人は、2000万人程度。


 ・ブレイクスルー 3回接種 毎年接種


 多くのワクチン、特にRNAウイルスに対するワクチンでは、ワクチン接種がウイルスの変異を誘導したり、流行の主流がワクチンの効かないタイプの株に変異することがある。
 ワクチンの2回接種後に感染するブレイクスルー感染が世界中で報告されている。イスラエル、イギリスなど。デルタ株に感染したワクチン既接種者と未接種者を比べると、他人にうつす比率は変わらない。


 ・ワクチン接種でつく免疫は自然感染でつく免疫とは違う。


           


    

 ・ワクチンパスポート

 
 新型コロナワクチンを打っても打てなくても、感染した時のウイルス排出量は変わらない。他人に移すことを妨ぐ効果はない。現在検出されるのはほとんどデルタ株。今後流行するのは、デルタ株より変異が進んだ株なので、現在のワクチンが有効であるということは言えない。
 不顕性感染がとても多い。
 パスポートは意味がない。


 ・治験の簡略化 ワクチン


 国産のワクチン開発を推進するために、臨床試験(治験)を簡略化する。厚労省・医薬品医療機器総合機構。3000人ほどの治験。有効性の判断は接種後の抗体の量で判断する


 ・免疫 自然免疫と獲得免疫


 自然免疫(1)異物のブロック(皮膚、唾液、粘液、繊毛運動、胃液、常在菌)
     (2)白血球(好中球、マクロファージ、NK細胞、単球、樹状細胞)が異物を食べて取り除く。
    獲得免疫 液性免疫(抗体のこと) 抗体はリンパ球の一種であるB細胞が活性化することでつくられる。抗体は異物にくっっくことで働けないようにしたり、他の免疫系に排除を促したりする。ウイルスにくっつき感染できないようにする抗体を、「中和抗体」という。感染して細胞内に入ってしまったウイルスは排除できない。
    細胞ば免疫 ウイルスが細胞内に入ってしまったときに排除する。リンパ球であるキラーT細胞。
 免疫=抗体ではない。自然免疫2つと獲得免疫2つを合わせた総合力。


 ・なぜ第5波は終息したのか?
 

 政府の説明ではさっぱりわからない。5波のピークは8月20日前後。毎日25000人が感染する状況。その後急速に減少し、9月末には1000人台。第5波がピークアウトしたのは、2回目のワクチン接種が40%ぐらいの時。接種率が30%ぐらいの時生まれた波が40%でピークアウトしたと説明するのは無理がある。ワクチンに効果があるとするにはピークの山がこれまで以上に高かった。実際のワクチンの効果は?

 不顕性感染が相当数いる?
 ・子どもへのワクチン接種。3回目の接種。
 ・ブレイクスルー、 ワクチン接種による防御をすり抜けてしまった感染。デルタ株は従来の株種より2倍感染力が強い。ワクチンを受けた人も相当程度感染し他の人に感染させる。
 ワクチンだけで感染を終息させることはできない。
 藤田医科大学はワクチンを接種した209人(女142人、男67人)の教職員の、3か月後の抗体価が245.5から65.9に減少。ワクチンの効果が長続きしない。
 ・ワクチン接種者が義務・強制でもないのに78%以上。
 ・自粛、マスク、ソーシャルディスタンス。



  

2022.03.27
 


    
◇世一緒事務所にて話します。

 1 「うつる」と「うつす」ということ――免疫防御機能について
 2 検査について 
 3 ウイルスの変異について 
 4 ワクチンを考える、その他。


      



 ◆174回を迎えた「すいごごカフェのトーク」(山下 浩志、2020年11月6日)
  

https://www.facebook.com/hoiroshi.yamashita/posts/3357911710944112



 すいごごトークが、一昨日の吉原さんで、174回になっていた。あらためて驚く。 なぜこれほど続いてきたのだろう。基本的にはどこか外の世界から講師を招くのではなく、日常生活圏にいる人にお願いしているからといえる。そして、聞き手も、広報はいちおうするけれども、やはり日常生活圏、というより世一緒に関わる人々プラスアルファであること。ということは高齢化率、障害者率が高い。特に聴き手の常連は。(だからといって、一見さんお断りなどでなく、語り手であれ、聴き手であれ、むしろ大歓迎なのだが。ただ現状では、生活圏外からの常連さんは映画「生きるのに理由はいるの?」の製作者・澤さんのみ。)
 ただそれだけでは、このようにロングランとなり、まだまだ続けられそうという根拠にはなりえない。 
 日常生活として括られている生をたどってゆくと、本人自身が忘れていた、または忘れさせられていた、絶望の体験や希望の発見や、なんだかわからないまま抱えている謎やら呪文やらがひきずられて出てくる。
 身近な他人同士が、一緒に時を遡ったり、世界を巡ったりする中で、語られ、問いかけられ、ひらかれてゆく日常の奥の世界。生政治のネットワークから一瞬ほどかれてゆく身体が発する微かな光。 
 単なる自分史でもなく、語り部の技でもなく、世一緒という時空から発生する霧に投射されたブロッケンの怪のようなすいごごカフェ。 
 今年も、生活クラブ生協越谷ブロック版の「よ~いどん!市民活動助成事業」の公募があり、すいごごカフェ年誌作成の費用として応募させていただいた。ごく限定された地域の組合員の方々に、またご協力をお願いさせていただく。



 

◇(山下浩志のfacebook・ブログより)

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 (前耳鼻咽喉科開業医)


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UP 2021年12月05日 
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